バッファロー、BD書き出し対応「ちょいテレ・フル」

-「DT-F110/U2」。音声付早見対応の低価格版も


ちょいテレ・フル「DT-F110/U2」

 バッファローは、コンパクトながら地上デジタル放送の12セグ受信に対応し、録画番組のBD/DVD書き出しにも対応したPC用地デジチューナ“ちょいテレ・フル”「DT-F110/U2」を11月中旬に発売する。価格は12,075円。対応OSはWindows XP/Vista/7でVistaと7は64bitにも対応する。

 また、USB 2.0外付け型のシンプル・低価格な12セグ対応の地デジチューナ「DT-H11/U2」も11月上旬に発売する。価格は8,925円。対応OSはWindows XP/Vista/7で、Vistaと7は64bitにも対応。




■ ちょいテレ・フル「DT-F110/U2」

ロッドアンテナを備えている

 miniB-CASカードを採用することで、USBメモリのようなサイズながらフルセグに対応したチューナ。2009年12月発売「DT-F100/U2」(11,130円)の後継モデルで、新モデルでは新たに、録画した地デジ番組のBlu-ray/DVDメディアへのダビングに対応した。なお、従来モデルのアップデートによるBD/DVD書き出し機能の追加は、現時点で予定していないという。

 視聴・録画ソフトとして「PCastTV3 for ちょいテレ・フル」が付属。録画番組のCMカット編集やチャプタ作成ができるほか、BD-R/RE、DVD-R/RW/RAM(CPRM対応)のディスクに書き出す事も可能。ダビング10もサポートしている。

 ほかにも、プレイステーション・ポータブル(PSP)や、ウォークマンのXシリーズにワンセグ映像部分をムーブする事もできる。

 録画予約は「Gガイド.テレビ王国」のiEPGを利用。録画はPCの内蔵/外付けHDDに行なえる。受信は12セグとワンセグの切替が可能で、12セグで受信状態が良くない場合はワンセグに自動的に切り替わる。手動切り替えも可能。

 録画番組の再生時には新機能として、1.2倍、1.5倍、2倍の音声付き早送り再生が使用できる。また、従来モデルと同様、タイムシフト再生やスキップ機能も装備している。アンテナを除く、外形寸法は90×115×22mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約16.1g。




■ USB外付けチューナ「DT-H11/U2」

USB外付けチューナ「DT-H11/U2」

 2009年に発売した「DT-H10/U2」(8,925円)の後継モデル。価格は据え置きだが、付属の視聴・録画ソフト「PCastTV for 地デジ Lite」が機能強化。前述の「DT-F110/U2」と同様に、再生時の音声付き早送り再生機能が追加された。1.2倍、1.5倍、2倍から選択できる。BD/DVDへの書き出し機能は備えていない。

 そのほかの主な機能は踏襲。地デジの12セグ放送をPCで視聴できるチューナユニット。接続したPCのHDDや、PCに外付けしたHDDへの録画も可能。番組を「録って、見て、消す」というライトユースを想定している。ただし、録画番組のワンセグ部分を、PSPやウォークマンに転送する機能は備えている。

 予約録画はiEPG「Gガイド.テレビ王国」を使用。外形寸法は80×115×22mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約100g。


(2010年 10月 27日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]