オヤイデ、大型ボリューム搭載のヘッドフォンアンプ

-「FiiO E9」。E7との組み合わせでUSB DACも追加


FiiO E9。大型のボリュームを装備

 オヤイデ電気は、ヘッドフォンアンプの新モデル「FiiO E9」を11月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18,900円前後。

 大型のボリュームコントローラを備えたデスクトップ用ヘッドフォンアンプ。入力端子として、アナログ音声(ステレオミニ)を1系統装備。出力端子はヘッドフォン(標準ジャック×1、ステレオミニ×1)と、アナログ音声(RCA×1、ステレオミニ×1)を装備する。ヘッドフォン用のゲイン切替スイッチも備えている。

 特徴は、同社のポータブルヘッドフォンアンプ「FiiO E7」と組み合わせることで、USB DAC機能が追加できること。E7を上部のドック端子に装着することで、E7に内蔵したTIの「PCM2706」がUSB DACとして動作し、パソコンのUSB音源を高品位にE9から出力できる。オヤイデでは、「外出先でE7を使用し、帰ったらデスクトップのE9のドックベースに差して高音質PCオーディオを楽しむ」という利用方法を提案している。


FiiO E9。上部にE7接続用のドックを備えているE7を搭載することで、USB DAC機能を追加できる背面。2系統のアナログ出力を装備

 また、別売オプションで、iPhone/iPod対応ドックへの換装に対応予定。本体充電やパソコンとのデータ同期、ライン出力などが可能になるという。

 出力は1W(16Ω)/80mW(600Ω)。適応インピーダンスは16Ω~600Ω。SN比は95dB以上。周波数帯域は10Hz~100kHz。電源はACアダプタ。外形寸法は96×149×56mm(幅×奥行き×高さ)、重量は470g。

E7との接続例同梱品。USBアダプターなどが付属する

(2010年 11月 1日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]