エグゼモード、実売24,800円の3Dビデオカメラ

-サイドバイサイド記録。裸眼3Dモニター装備


EXEMODE 3DV-5WF

 エグゼモードは、3D撮影対応のビデオカメラ「EXEMODE 3DV-5WF」を11月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,800円前後。

 本体上部にある2つのレンズからの映像を、サイドバイサイド方式の動画/静止画で記録可能な3Dカメラ。3Dだけでなく、2Dでの撮影にも対応する。映像コーデックはMPEG-4 AVC/H.264で、音声はADPCM。ファイル形式はAVIとなる。

 3D動画撮影時の記録解像度はWVGA(848×480ドット/30fps)とVGA(640×480ドット/30fps)、静止画は1,280×960ドット。2D撮影時は、動画が720p(1,280×720ドット/30fps)、WVGA(848×480ドット/30fps)。記録メディアはSD/SDHCカード(最大32GB)と内蔵128MBメモリ。


視差バリア方式の3D液晶モニターを装備

 撮像素子は1/4型504万画素のCMOS。レンズは固定焦点で、35㎜換算の焦点距離は36㎜(F2.8)。2D撮影時には4倍のデジタルズームが利用できる。撮影距離は100cmから。ホワイトバランスはオートのほか、太陽光や蛍光灯、曇り、白熱灯などが選択可能。暗所撮影用のLEDライトも備えている。

 背面には、裸眼で3D視聴が可能な3.2型の液晶モニターを搭載。3D方式は視差バリア。HDMI出力端子を備え、テレビ出力に対応する。USB端子も備えており、パソコンへのデータ転送が可能。電源はリチウムイオンバッテリで、動画の連続撮影時間は約1時間49分。静止画は約198枚。外形寸法は42×75×124mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約164g(本体のみ)。



(2010年 11月 12日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]