アイ・オー、15倍録画対応Media Center用3波チューナ

-地上/BSデジタルなどを2~15倍長時間録画


GV-MC7/XS

 アイ・オー・データ機器は、最大15倍の長時間録画が可能なWindows Media Center用の地上/BS/110度CSデジタルチューナ「GV-MC7/XS」を12月上旬より発売する。価格は13,125円。対応OSはWindows 7 Home Premium/Professional/Ultimate(32/64bit)。

 Windows 7の標準機能である、Windows Media Centerを利用してデジタル放送録画が可能な地上/BS/110度CSデジタルチューナカード。接続はPCI Express x1でデスクトップPCに内蔵できる。

 デジタル放送をMPEG-4 AVC/H.264にトランスコードして、長時間録画する機能も搭載。トランスコーダは富士通セミコンダクタ製の「MB86H58」で、最大15倍の長時間録画に対応し、約24MbpsのフルHD BSデジタル放送を約1.6Mbpsに圧縮/録画できる。


録画機能はMedia Centerを利用するMedia CenterのEPG

 録画モードは2~15倍まで選択可能。ただし、MPEG-2 TSの放送ストリームをそのまま録画する「DRモード」での録画には対応しない。EPGなどもWindows Media Centerの機能を利用。字幕放送やデータ放送、マルチ音声、2重音声などに対応するが、10倍以上で録画した場合はデータ放送や字幕放送は削除される。別売のリモコン「GV-MC7/RCKIT」を使ったMedia Center操作にも対応する。

 チューナはソニー製。各1系統のみで、2番組の同時録画には対応しないが、2枚のGV-MC7/XSをパソコンに装着することで、2番組の録画が可能となる。外付けHDDへの録画も可能。録画した番組はBD-R/REやDVD-Rなどにダビングできる。

 また、DTCP-IPサーバーソフトの「DiXiM Media Server 3 for Media Center TV」をバンドル。パソコンで録画した番組を、ホームネットワーク内の他のDTCP-IPクライアントから再生できる。カードの外形寸法は90×100mm(幅×奥行き)。B-CASカードが付属する。



(2010年 11月 17日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]