パイオニア、iPod/iPhone対応1DINユニット4機種

DVH-P560

　パイオニアは、カロッツェリア2011年モデルとして、iPodやiPhone、USBメモリなどとも接続可能な1DINメインユニット4機種を1月下旬より順次発売する。DVDの再生にも対応した「DVH-P560」を筆頭に、CD/USB/チューナモデル3機種。さらに、USB端子の無いCD/チューナモデル1機種を用意する。価格は下表の通り。

　DEH-360を除いたモデル共通の特徴として、iPod/iPhoneやUSBメモリなどの接続が可能な、フロントUSB入力端子を装備。接続したiPd/iPhoneをカーオーディオ側から操作する事もできる。さらに、iPhone用アプリで再生される映像と音声を楽しむための「アプリモード」機能も備え、YouTubeなどの音声も高音質で再生する事もできるという。

　対応iPodは、iPod、iPhone、iPod classic、iPod nano、iPod touch、iPod mini。なお、第3～4世代のiPod、iPod mini、iPod Photoについては別売のiPodアダプター「CD-IB10II」が必要。

　また、「ミュージックブラウザ」機能により、USBメモリなどに収録した楽曲に対し、アルバム名やアーティスト名、曲名、ジャンルなどからの検索も行なえる。

　DVDビデオ再生にも対応した「DVH-P560」ではさらに、別売のiPod用接続ケーブル「CD-IUV50M」とテレビモニタを接続することで、iPhoneなどに保存した映像の視聴や、アルバムジャケット表示にも対応できる。

　いずれのモデルも、USBメモリ(DEH-360除く)やCDメディアに記録したMP3/WMA/WAVファイルの再生に対応。DVH-P560はDVDメディアに記録したファイルも再生できる。さらに、DVH-P560とDEH-P760は、AACファイルの再生にも対応。Ver.10.1以前のiTunesでエンコードされたAACファイルが再生できるという。

　DVD再生も可能なDVH-P560は、別売の5.1ch対応DSPユニット「DEQ-P9」と組み合わせることで、5.1chシステムへの発展が可能。さらに、「Power MOS FET」の50W×4chパワーアンプや、圧縮音源を高音質再生する「アドバンスド・サウンドレトリバー」機能、「3バンドグラフィックイコライザ」、「サブウーファーコントロール」機能などを装備。

DEH-P760

　DEH-P760は、高輝度・広視野角の有機ELディスプレイを採用。トラックタイトルなどの情報を日本語で3行表示できるほか、直感的な操作が可能な「ロータリーボリューム&セレクター」も採用している。

　DVH-P560と同様に「Power MOS FET」の50W×4chパワーアンプを内蔵。「アドバンスド・サウンドレトリバー」、「5バンドグラフィックイコライザー」、「バスブースター」、「サブウーファーコントロール」、「ハイパスフィルター」などが使用可能。ほかにも、独自開発の音響用電源コンデンサを使っているほか、伝送時のノイズを低減させる「4Vハイボルテージプリアウト」をフロント/リア/サブウーファの3系統に採用するなど、多くの高音質技術を投入している。

　また、既発売のBluetoothアダプタ「CD-BTB10」のフルコントロールに対応し、Bluetooth対応機器の再生音を、カーオーディオで楽しむ事ができる。ハンズフリー通話にも対応。別売のステアリングリモコンアダプターを使用することで、純正ステアリングに装備されたオーディオスイッチでのコントロールも可能になる。

　DEH-560は、「マルチカラーLEDイルミネーション」を採用し、プリセットカラー30色の中からキーとディスプレイのカラーを選択可能。カスタム機能を使い、プリセットカラーに加え、22万通り以上の色を作成できる。

　DEH-560/460/360共通の特長として、「Power MOS FET」の50W×4chパワーアンプを搭載するほか、「アドバンスド・サウンドレトリバー」、「3バンドグラフィックイコライザー」も装備。また、DEH-560のみ「サブウーファーコントロール」機能を備えている。

DEH-560	DEH-460	DEH-360