サムスン、人感センサー/LED採用の液晶ディスプレイ

550シリーズ

　日本サムスンは、LEDバックライト採用モデルなど液晶ディスプレイ8製品を3月31日より順次発売する。

　LEDバックライト搭載モデルは20～27型で、550シリーズ/350シリーズの5モデルをラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2～4万円前後。

　HDMIなどを搭載した薄型液晶ディスプレイ「40シリーズ」は24型「B2440MH」と21.5型「B2240MH」を用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24型が25,000円前後、21.5型が2万円前後。HDMI無しの法人向け「E2420」もラインナップする

■ 550/350シリーズ

　LEDバックライトを採用し、同社従来製品比で20～50%の省電力化を可能にした。また、27型は従来のLEDモデルよりディスプレイ部分を約1/3に薄型化、重量は30%の軽量化を図っている。

550シリーズ	350シリーズ

550シリーズの背面

　550シリーズの20型「S20A550H」以外の4モデルは1,920×1,080ドットのフルHDパネルを採用。S20A550Hは1,600×900ドット。コントラストは500万:1、応答速度は2ms。輝度は550シリーズの27型「S27A550H」が300cd/m²、その他4モデルは250cd/m²。

　550シリーズには、人の体温を感知し、設置した時間(5分/10分/20分/30分/1時間)に人がいない場合に電源をOFFにする「エコモーションセンサー」や周囲の明るさにあわせて輝度を調整する「エコライトセンサー」を搭載する。入力端子は全モデルHDMI×1とアナログRGB(D-Sub15ピン)で、HDMI-DVI変換ケーブルも同梱される。

■ 40シリーズ

B2440MH

　HDMI入力やスピーカーを搭載し、エンタテインメント用途にも対応したという液晶ディスプレイ。

　24型の「B2440MH」と21.5型の「B2240MH」のいずれも1,920×1,080ドットのフルHDパネルを採用。表面仕上げは非光沢(ノングレア)で、コントラストは1,000:1、輝度は300cd/m²、応答速度は5ms。

　バックライト輝度を50%/75%/100%の3段階に切り替える「MagicEco」や視聴角度にあわせて画像を3段階で最適表示する「MagicAngle」に対応。入力端子はHDMI×1、DVI-D×1、アナログRGB(D-Sub15ピン)×1。1W×2chのステレオスピーカーも搭載する。

　130mmの高さ調整や、前5度、後22度のチルトに対応するほか、ピボット機能により縦横の表示切替が行なえる。消費電力は45W。外形寸法/重量(スタンド含む)は、24型が570×220×387.8mm(幅×奥行き×高さ)/5.8kg、21.5型が513.2×190×341.2mm(同)/5.25kg。