秋葉原駅で、3D版「攻殻機動隊S.A.C.」体験イベント

-構内で無料3D体験。大友克洋の「ヒピラくん」も


攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY -ANOTHER DIMENSION- 電脳化BOX
(C)2011 士郎正宗・production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会※ジャケットとは異なります

 バンダイビジュアルは6月10日~12日の3日間、東京のJR秋葉原駅1F構内にて、Blu-ray 3Dの作品を体験できるイベント「バンダイビジュアル presents 『攻殻機動隊 S.A.C. SSS -ANOTHER DIMENSION-』『とびだすアニメ!! ヒピラくん 』“Blu-ray 3D” Experience Days in アキバ」を開催する。

 無料で参加できるが、会場は構内のため、改札から入場する必要がある。開催時間は10日が11時~20時まで。11、12日が10時~18時まで。

 既報の通り、同社はBlu-ray 3Dのタイトルとして6月24日に「とびだすアニメ!! ヒピラくん Blu-ray 3D」(BCXA-0336/3,990円)を、7月22日には「攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY -ANOTHER DIMENSION- 電脳化BOX」(BCXA-0323/12,390円/2D BDやDVD版も同時発売)をリリース予定。会場ではパナソニックの3D対応薄型テレビ「VIERA」を用意。2作品のプロモーション3D映像を表示する。




■Blu-ray 3Dタイトルについて

とびだすアニメ!! ヒピラくん Blu-ray 3D
(C)大友克洋・マッシュルーム・木村真二/ヒピラくん製作委員会

 「ヒピラくん」は、原作・大友克洋、「鉄コン筋クリート」など、アニメ美術界で活躍する木村真二が絵を担当した絵本をベースとしたアニメ。収録するBDは3D/2D両対応で、3Dに対応したプレーヤー/テレビの環境では3D映像を表示し、2D環境では2D映像を表示できる。2Dの場合は3D映像から、左目用の映像のみを表示する形式となる。

 「攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D」は、人気テレビアニメシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の続編として作られたOVA「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」(SSS)を、3D化したもの。神山健治監督自らが立体視化を指揮。全編を立体視化するだけでなく、オープニングを完全新作とするほか、全カット再グレーディングも行なっている。

 初回限定生産の「電脳化BOX」には、3Dの本編映像を収録したBlu-ray 3Dのディスクと、2Dの本編を収録した2D BD、特典DVDの3枚を同梱。3Dディスクには特典映像も3Dで収録しており、「タチコマな日々3D」を3本(新作)、劇場予告も収録。オーディオコメンタリも収録している。

 2D BDには2Dの本編映像と特典映像を収録。特典映像は「タチコマな日々」×1本で、劇場で公開されたものとなる。初日舞台挨拶、劇場予告、テレビCMも収録。コメンタリも収めている。なお、コメンタリは3Dディスクのものと、2Dディスクのもので、内容が異なる。さらに、インタビューやメイキングを収めた特典DVDも付属する。



(2011年 6月 6日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]