WiseTech、“レコーディング仕様”のサウンドカード

-TRS入出力を各2系統装備。「Cubase LE5」同梱


MAYA44XTe

 WiseTechは、独ESIブランドのPCI Express x1接続サウンドカード「MAYA44XTe」を9月29日に発売する。価格は14,800円。対応OSはWindows XP/Vista/7で、Vista/7の64bit版もサポートする。

 ホームレコーディングや、DTM/DJアプリケーション向けに最適化した“レコーディング仕様”を謳うサウンドカード。端子は光デジタル入出力が各1系統と、TRSステレオフォンジャック2系統のアナログ入力を備え、4ch同時入力/出力が可能。+48Vファンタム電源内蔵のマイクプリアンプも搭載する。Hi-Zギター入力にも対応。専用のコントロールパネルを使って各入力のアサイン変更が行なえる。入出力音声は24bit/96kHzに対応する。

 アナログライン出力はヘッドフォン出力としても利用可能。モニタールームとレコーディングブースに別々に出力したり、DAW側でチャンネルごとにモニタリングソースを割り振ってミキサーで調整することなども可能となっている。

 DAWソフトとしてSteinbergの「Cubase LE5」を同梱。ピアノやシンセサイザーなどのソフトウェア音源、真空管アンプシミュレータやマルチエフェクタなどのプラグインもバンドルする。

 ドライバはMME、EWDM、DirectSound、ASIO 2.0をサポートする。さらに、様々なソフトのドライバ間を接続できる「DirectWIRE」にも対応する。



(2011年 9月 22日)

[AV Watch編集部 中林暁]