オヤイデ、Hi-Fi向けUSBケーブル「Continental 5S」

-60cmで24,150円から。5N純銀導体採用


USBケーブル「Continental 5S」

 オヤイデ電気は、オーディオ向けのUSBケーブル「Continental 5S」を10月15日に発売する。価格は下表の通り。


 長さ価格
Continental 5S60cm24,150円
1.2m30,450円
1.8m36,750円
3m48,300円

 導体はスキンパス処理を施した5N純銀を使用。シールドはカッパーフォイルシールドで信号・電源用導体を完全分離。更にアルミホイル・シールドを施し、周波数特性の高い銀メッキ銅編組(90%)を採用。「ジッターロスを極限まで軽減した」という。

 介在には、低静電容量で静電気を帯電しないピュアシルクフィラメントを採用。ケーブル内に信号が流れると微弱振動が発生し、静電気を帯電している物質はその振動によりコロナ放電が発生する問題を解消したという。


ケーブルの使用イメージケーブルの構造図

 USB 2.0のHI-SPEEDモードに対応。ケーブルの特性インピーダンス調整は、インピーダンスを最大限に考慮したという設計で、厳密なピッチ調整を実施しているという。

 コネクタ部では、ケーブルとコネクタの接合部で磁場が乱れ、ノイズが混入しやすいため、ケーブルとプラグを半田付けした後、メタルシェルによってカバーし、樹脂モールディングしている。さらに真鍮削り出しのアウターシェルをプラグ部分に採用。接合部を外部ノイズから守るという。

 コンタクト部分のメッキには、導電率と耐久性を備えた、同社オリジナルの「2レイヤー・ダイレクト・プレーティング」を採用。一層目のプレーティングは、導電率の高い純銀、2層目には高強度のロジウムプレーティングを採用している。


(2011年 9月 30日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]