ヤマハ、新AVアンプ「AVENTAGE」視聴会を各地で実施

-札幌、仙台、博多で順次開催。シネマDSP HD3を訴求


東京会場でのイベントの様子

 ヤマハは、9月に発売した「シネマDSP HD3」(HDキュービック)対応の9.2chアンプ「RX-A3010」の体感イベント「シネマDSP25周年記念 AVENTAGE<アベンタージュ> 全国視聴会キャラバン」を、11月に札幌、仙台、博多で順次開催する。

 視聴会はヤマハの各地の事業所で行なわれる。いずれも定員30名としており、申し込みが必要。日時は各会場で異なり、札幌会場は11月6日で、開催時間は13時半から15時半、仙台会場が11月19日で、13時から14時45分、福岡会場が11月26日で、13時半から15時半となっている。詳細は同社イベントページで告知している。

RX-A3010Soavoシリーズ(コンポは別製品)

 今回のイベントでは、AVENTAGEシリーズの上位モデル「RX-A3010」と同社のハイファイスピーカー「Soavo」(ソアヴォ)シリーズを体験できる。10月には東京、大阪、名古屋の各地で視聴会が開催されており、今回予定している各会場では主に北海道、東北、九州エリアのAVファンへ訴求し、「AVENTAGEの音やシネマDSPを是非体感して欲しい」としている。

 RX-A3010は、9chの内蔵アンプに2chのアンプを別途追加する事で11chまで拡張可能なAVアンプ。主要7ch分のDACに「Z11」と同じ、バーブラウン「DSD1796」を採用。シネマDSP<3Dモード>をフロントプレゼンススピーカー無しで実現できるVPS(バーチャルプレゼンススピーカー)機能を装備。DSDダイレクト入力にも対応しており、Blu-rayソフトなどのHDオーディオにシネマDSPがかけられる。また、映像処理回路には、HQV Vidaビデオプロセッサ「VHD1900」を搭載し、1080p対応のアップスケール機能も利用できる。

 そのほか、DLNA対応のネットワークオーディオ機能を装備しており、App Storeで無償公開されている専用アプリをインストールしたiOS 4.0以上のiOS端末や、PCなどからWebブラウザでアクセスし、制御できる機能にも対応。インターネットラジオの聴取も可能となっている。


(2011年 10月 31日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]