アイ・オー、Mac専用のUSB地デジチューナ「m2TV」

m2TV

　アイ・オー・データ機器は、Macintosh専用のUSB地デジチューナユニット「m2TV」(GV-M2TV)を12月下旬に発売する。価格は22,050円。

　iMac/MacBook Pro/MacBookで利用でき、対応OSはMac OS X 10.6～10.7。動作対応CPUはIntel Core 2 Duo 2.0GHz以上で、PowerPC搭載モデルには非対応。なお、QuickTime Playerとの同時利用はできない。USBバスパワーで動作する。

　MacにUSB 2.0で接続して、地デジを視聴/録画できるチューナ。EPG/字幕/データ放送も利用できる。Mac OS X Lionのマルチタッチ操作に対応し、ラバーバンドスクロール、ページと画像のズーム、フルスクリーンスワイプ、アプリケーションの切替が可能。視聴中にもチャンネル切替や、録画番組の早送り/巻戻しもマルチタッチジェスチャーで操作できる。ソフトの基本操作は、画面中央部をクリックすると現れ、画面上で回転する「メニューパネル」で行なう。

　Apple Remoteからのリモコン操作にも対応。チャンネル/ボリュームや、録画開始/停止、再生中のスキップ/スキップバック/一時停止などが行なえる。

接続例

　ソニー製のシリコンチューナを採用。高画質再生エンジン「Liveハイビジョン」を搭載し、「Macに余計な負担をかけず、ハイビジョンならではのシャープでくっきりとした美しさを実現する」という。画質モードは「スタンダード」と、滑らかさ優先の「スポーツ」、画質優先の「シネマ」の3種類。

　EPGからの録画予約に対応するほか、外出先からメールで自宅のMacに録画予約することも可能。あらかじめ「Apple Mail」を設定しておくことでメール予約が可能になる。そのほか、料理のレシピなどをワンクリックで瞬間的に録画する「スナップ録画」も利用可能。録画先は内蔵ドライブのほか、USB HDDも指定できる。

　録画した番組をiPhone/Androidスマートフォンに無線LAN経由でダビングして、外出先で再生することもできる。iPhone/iPod touch/iPad/Android端末に対応し、ダビングの操作はスマートフォンなどの画面タップで行なえる。なお、ダビングするファイルはワンセグ放送から作成され、ファイル生成には1時間番組で約5～6分かかる(iMac、Core 2 Duo 3GHzの場合)という。

　外形寸法は約75×25×12mm(幅×奥行き×高さ)、重量は18g。アンテナ変換ケーブルなどが付属する。