2012年の液晶テレビ世界販売台数は2億2,500万台に

-GfK予測。前年比7%増


 GfK ブティック リサーチ(GfK)は、2012年の液晶テレビ販売台数は前年比7%増の2億2,500万台に達するとの予想を発表した。2011年は前年比11%増の2億1,100万台だった。

 GfKでは、「'12年も新興国が引き続き市場成長をけん引し、先進国は伸び悩む。また大画面クラスにおける液晶テレビの競争力向上を受け、プラズマテレビは大幅な市場縮小が見込まれる」と予測している。

 地域別では、先進地域においては2011年の液晶テレビ販売台数が前年比5%減。日本も需要が大きく減退し、先進地域のマイナス成長の主要要因となった。しかし、2012年は販売価格下落を追い風に日本国内でも1,000万台を上回ると見込む。2012年は西欧、先進アジア(日本を除く)、北米の3地域で4%のプラス成長が見込まれる。

 2011年に延びた新興地域は、南米、新興アジアで、前年比で34%増となった。2012年も成長は続くと見込んでいるが、成長率の鈍化を予測している。


(2012年 2月 3日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]