東芝、BD/HDD録画対応の40/32型「REGZA HB2」

-BD対応のオールインワンモデル


40HB2

 東芝は、500GB HDDとBlu-ray Discレコーダを内蔵した液晶テレビ「REGZA HB2シリーズ」を3月16日より発売する。40型フルHDの「40HB2」と、32型WXGAの「32HB2」を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は40型が17万円前後、32型が12万円前後。

 HDD/BD録画対応のオールインワンモデルで、1台にHDD/BD録画機能を統合することでシンプルな操作性を実現する。チューナは地上/BS/110度CSデジタルチューナ×2と地上アナログ×1で、500GB HDDを内蔵。右側面にはスロットインタイプのBlu-ray Discドライブを搭載する。USB HDDにも対応し、最大4台までのUSB HDDを接続できる。

 HDDや別売のUSB HDDへのデジタル放送番組録画のほか、BD/DVDへのダビングや、BDビデオ再生、音楽CD再生などが可能。なお、録画モードはDRモードのみで、テレビ放送をBD/DVDに直接録画することはできない。


40HB232HB2
32HB2

 BDダビング時に記録するデータがディスク容量に収まらない場合、自動的にディスク容量に応じた画質レートでAVC記録。DVD-R/RWへのダビングはディスク容量に応じてた画質レートで、VRフォーマットのみとなる。なお、ダビング中はテレビ視聴以外の操作はできず、ダビング中に録画予約の時間になるとダビングを中止して、録画予約を優先する。

 「レグザ番組表」からのEPG録画予約のほか、最終回まで自動で録画予約する「簡単連ドラ予約」や、最新ニュースを自動録画する「今すぐニュース」などに対応する。

 40型は1,920×1,080ドットのフルHD VAパネルを採用、32型は1,366×768ドットIPSパネルで、コントラストは40型が5,000:1、32型が1,200:1。バックライトはLED。40型は120Hzの倍速・モーションクリアを搭載。両モデルとも超解像技術の「レゾリューションプラス 4」を備えている。

 ネットワーク機能も搭載。スカパー! HDの録画番組LAN再生やレグザリンク・シェア(DTCP-IPクライアント)、レグザAppsコネクト、おすすめサービスなどに対応。TSUTAYA TVやYahoo! JAPAN動画、アクトビラ、T's TVなども視聴できる。

 入力端子はHDMI×2、D5×1、S2×1、コンポジット×2、アナログ音声×2、HDMIアナログ音声入力×1。HDMIはオーディオリターンチャンネル対応のほか、レグザリンクに対応。ゲームプレイ時の遅延を抑える「ゲームダイレクト」にも対応する。光デジタル音声出力も装備。スピーカーは10W×2ch。

 消費電力は143W(40型)/111W(32型)、年間消費電力量は40型が119kWh/年、32型が82kWh/年。外形寸法/重量は、40型が95.6×20.3×63.7cm(幅×奥行き×高さ)/16.5kg、32型が77.6×20.3×53.8cm(幅×奥行き×高さ)/11kg。



(2012年 3月 13日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]