zionote、SOtMのPCオーディオ向けUSBポート新モデル

-PCI Express対応に。SATA用ノイズフィルタも進化


tX-USBexp

 zionoteは、韓国SOtM(ソム)のPCオーディオ用パーツ新モデルとして、USB DACやUSB DDCを接続するための、USBオーディオ用USBポート拡張PCI Express x1 Gen2カード「tX-USBexp」を9月19日に発売する。直販価格は32,800円。

 さらに、SATA専用のノイズフィルタ「SATAnoiseFilter2」も同日に発売。直販価格は6,300円。なお、どちらの製品も秋葉原のオリオスペックにおいて、9月18日より数量限定先行販売を実施する。




■tX-USBexp

 2010年7月に発売されたPCI版カード「tX-USB」の、PCI Express版。単にPCI Express接続になったのではなく、音質をさらに向上させるために、電流増加と外部電源(PC内部よりコネクタ供給)に対応。内部ジャンパ設定で、USBバスパワーへの電源をOFFにする事もできる。

 さらに、2つあったポートを1つに減らした。これは、「1つのUSBコントローラーチップで、ただ1つのUSB出力を行なう。その1つの出力もクロックや電源など、オーディオグレードで生成し、供給。音質を更に向上させる」ためだという。



■SATAnoiseFilter2

SATAnoiseFilter2

 HDDやSSDなどから発生するノイズをSATA端子でフィルタリングする、「SATA noise filter」の新モデル。マザーボードとSATA機器の間に接続する事で、HDDやSSD、光学ドライブから発生する、音質に影響を与えうるノイズをフィルタリングできるという。

 新たに、RF帯域のノイズフィルタリング特性を向上。さらに、オーディオグレード部品を使用。フレキシブル基板を採用し、取り付けスペースが狭い小型PCでも、柔軟に配置できるようになったという。また、SATAの信号ラインにもフィルタを追加。ノイズを更に低減するとしている。



(2012年 9月 18日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]