ソニー、ウォークマンS770用「文字入力パッド」

-1割がダイレクト録音利用。アクセサリ各種


KPD-NWU10

 ソニーは新ウォークマン「NW-S770シリーズ」専用の文字入力パッド「KPD-NWU10」を10月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3,000円前後。また、ダイレクト録音ケーブル「NWC-NWR1」とKDP-NWU10をセットにしたダイレクト録音キット「KPD-NWU10K」も同時発売。店頭予想価格は4,000円前後。

 ウォークマンNW-S770シリーズとWM-Port接続し、S770にダイレクト録音した楽曲の情報を編集できる文字入力パッド。若年層を中心に、CDのリッピングやネット配信での楽曲入手ではなく、専用ケーブルで「ウォークマンに直接録音」(ダイレクト録音)する人が多いためこの製品を企画。ウォークマンS購入者のうち、ダイレクト録音用ケーブルをあわせて購入する人は「10%以上」という。


文字入力パッドKPD-NWU10K

 これまでも、パソコン用ソフトウェア「x-アプリ」を利用することで、ダイレクト録音した楽曲の曲情報を編集できたが、文字入力パッドにより、パソコンを使わずに録音したファイルに楽曲情報を付与できようになる。

 携帯電話入力方式のキーボードを採用しており、アーティスト名や曲名、アルバム名などをウォークマン上で編集可能。編集できるコンテンツは、ウォークマンの[録音した曲]フォルダ内の音声ファイル。

 なお、パソコン用ソフト「x-アプリ」をVer.4.0以上にアップデートしておかないと、パソコンに曲情報を取り込む際に情報が上書きされてしまうため、パソコンとつなぐ際にはx-アプリ Ver.4.0以上が必要となる。

 対応機器は新ウォークマンSの「NW-S770シリーズ」のみ。外形寸法は約92×42×25mm(縦×横×厚み)、重量は約55g。

携帯電話方式のキーボード入力WM-Portでウォークマンと接続楽曲名などを編集

■ バンドル販売スピーカーやスタンドなど

RDP-NWT19

 そのほか、新ウォークマン用のアクセサリが多数発売される。

 RDP-NWT19は、NW-F800KシリーズとNW-S770Kシリーズの付属品と同等のスピーカーを単品販売するもの。10月20日より発売され、価格はオープンプライス。店頭予想価格は4,000円前後。カラーはホワイトとブラックが付属する。

 WM-Port搭載のウォークマンに対応。ただし、ウォークマンZシリーズでは利用できない。スピーカーは35mm径のフルレンジで、出力は1W(ウォークマンの充電池利用時は300mW)。外形寸法は153.4×48.4×48.7mm(幅×奥行き×高さ)。ACアダプタやアジャスタが付属する。

 STD-NWU10は、ウォークマン専用の充電スタンド。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2,000円前後。カラーはブラック、シルバー、ピンクの3色。

 ケースを装着したまま接続でき、WM-Port搭載ウォークマンに対応。外形寸法は約52.2×97×92mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約97g。

 WMP-NWM10は、マイクロUSBケーブルで、WM-Port搭載ウォークマンを充電できる変換アダプタ。実売価格は1,000円。外形寸法は18×29×7.8mm(幅×奥行き×厚み)、重量は約4g。ストラップホールも付属する。


STD-NWU10WMP-NWM10

(2012年 9月 20日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]