サエク、mhiのトールボーイスピーカー「Evidence MM07A」

「MM01A」をバーチカルツイン化して低域拡張。約25万円


Evidence MM07A

 サエクコマースは、mhi(musical heart instruments)ブランドのトールボーイ型スピーカー「Evidence MM07A」を11月末に発売する。価格はペアで252,000円。

 ブックシェルフ型スピーカー「Evidence MM01A」の音楽性やコンパクトさを維持しながら、低域の拡張や音の広がり、音像のリニアリティーをさらに高めたというトールボーイスピーカー。

 ピュアアルミのリボンツイータ×1、4.5インチの紙コーンウーファ×2を搭載し、ツイータを挟むようにウーファを配置したバーチカルツインタイプ。


オーディオ・ホームシアター展 2012(音展)で参考展示されたもの

 バーチカルツインの弱点である位相干渉を、新しいAAC(アキュレイト アライメント キャリブレーション)スパイクボルトと、同じロットの部品を同時に使って特性を揃えたウーファを用いる事で解決。スピーカーの仰角をAACスパイクボルトで微調整する事で、「ピタリとピントが合い、あたかもシングルユニットから再生されている様に出来る」という。仰角調整は±5.4度。

 筺体はバスレフ型。インピーダンスは8Ω。再生周波数特性は50Hz~120kHz。クロスオーバー周波数は10kHz。入力感度は90dB(2.83V/m)。許容入力は100W。外形寸法は242×300×1,030mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1本13kg。



(2012年 10月 26日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]