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ソニー、ポータブルテープレコーダ出荷を'13年1月完了

“カセットデンスケ”登場から約40年。ラジカセは継続

'13年1月に出荷を完了する「TCM-450」

 ソニーは5日、ポータブルカセットテープレコーダの出荷を、2013年1月をもって完了すると発表した。

 現行モデル「TCM-410」(7,140円)の出荷を12月に完了とするほか、「TCM-400」(5,250円)と「TCM-450」(8,400円)についても、2013年1月に完了する予定。なお、ラジカセなどの製品や、カセットテープ自体の出荷は継続する。

 同社のポータブルテープレコーダ1号機は、1951年に発売されたオープンリールのショルダー型「M-1」で、“デンスケ”の愛称で親しまれた。また、1973年に発売された“カセットデンスケ”「TC-2850SD」は、当時のSLブームに乗って、生録ブームの火付け役にもなった。

(中林暁)