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アクシス、ウィルソン・オーディオのフロア型「ALEXIA」

ツイータ/ミッド独立筐体の3ウェイ。ペア609万円から

ALEXIA

 アクシスは、米ウィルソン・オーディオのスピーカー新製品「ALEXIA」を近日、輸入発売すると発表した。12月より受注を開始する。

 価格(ペア)は、スタンダードカラー仕上げのモデルが609万円。スペシャルカラー仕上げが640万5,000円、カスタムカラー仕上げが672万円。スタンダードカラーはDiamond Black、Dark Titanium、Desert Silver、Argento Silverの4色。スペシャルカラーは12種類、カスタムカラーは色指定による特注。

 3ウェイ4ユニットのフロア型スピーカー。高域部に、トップモデル「Alexandria XLF」で採用された1インチ径のシルクドーム型「コンバージェント・シナジー・トゥイーター」をチューンナップして搭載。ミッドレンジは7インチ径。ウーファは新開発の8インチ径と10インチ径のダブルウーファ仕様となっている。

 ツイータは、ミッドレンジとのクロスオーバーである1.2kHz付近まで下限が伸び、33kHz以上の高域までフラットに再生するという。ミッドレンジは、Alexandria 2のドライバを改良。ファイバー混合コーンと強力な磁気回路で俊敏で低歪み率、高SNを実現したという。

 ウーファは、X-1 Grand SLAMMと同様に異口径デュアル駆動方式の採用によるトランジェントの高さが特徴で、ダイナミックでキレの良い低域再生を実現するという。

 ツイータ/ミッドレンジのエンクロージャは独立構成とし、位置と角度を微調整することが可能。ツイータは密閉型で、ミッドレンジとウーファはリアバスレフ型。ウーファ部のエンクロージャはミネラル混成レジン系の積層素材を使用。既存モデルのSahsa W/Pに比べ容量を拡大し、全高を約10cm高くしながら、フットプリントサイズはほぼ同等となっている。

 周波数特性は20Hz~32kHz。感度は90dB,インピーダンスは4Ω(最低2Ω)で、推奨アンプ最小出力は20W/ch。外形寸法は38.74×53.7×135.29cm(幅×奥行き×高さ)、重量は116.12kg。

(中林暁)