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シンタックス、24bit/192kHz対応の8ch AD/DAコンバータ

「ADI-8 DS Mk III」。直販220,500円

ADI-8 DS Mk III

 シンタックスジャパンは、最大24bit/192kHz対応の8チャンネルAD/DAコンバータ「ADI-8 DS Mk III」を2月1日より発売する。価格はオープンプライスで、直販サイト「MI7 STORE」では220,500円で販売している。

 ADI-8 DS(販売終了)の後継モデルとなるAD/DAコンバータで、DDコンバータ機能も装備。独RME独自のクロック同期技術「Intelligent Clock Control」(ICC)や、デジタル入力チェック機能「SyncCheck」、ジッタ抑制技術「SteadyClock」などを採用。入力先/出力先を自由に選択でき、デジタル信号の相互変換やアナログ出力が可能な「デジタル・パッチベイ」機能も搭載する。

 AD/DA変換は最大24bit/192kHzまで対応。外部クロックのジッタ抑圧値を30dB(2.4kHz)とし、ADコンバート時のクロック・ジッタは「ほぼゼロ」。「優れたアナログ回路デザインと超低レイテンシーのコンバーター・チップ、RME独自のSteadyClockにより、最高品質のAD/DA変換を提供する」(シンタックスジャパン)としている。

 アナログ入出力端子は、D-sub25ピンが各1系統と6.3mm TRS端子が各8系統。デジタル入出力端子は、AES/EBU(D-sub25ピン、トランスバランス型)が1系統(入出力兼用)と、ADAT(TOSLINK)が各2系統で、ワード・クロック用のBNC端子も各1系統装備する。デジタル入出力は、AES/EBUインターフェイスが192kHzで8チャンネルに対応。ADATインターフェイスは96kHz時に8チャンネル(S/MUX)、192kHz時に4チャンネル(S/MUX4)に対応する。

 内蔵電源は100~240VのAC電源で、最大消費電力は30W(通常時12W)。筐体は1Uラックマウントサイズで、外形寸法は483×242×44mm(ラック耳含む)。重量は2kg。

前面
背面

(庄司亮一)