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JBL、iPad搭載可能なスピーカー「ONBEAT MINI」

Lightning対応。内蔵バッテリで8時間駆動も

ブラックモデルにiPad miniを乗せたところ

 ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのスピーカー新製品として、Lightningコネクタを搭載し、iPadやiPad miniも乗せられる、バッテリ内蔵タイプ「ONBEAT MINI」を発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18,000円前後。カラーはブラックとホワイトの2色で、発売日が異なり、ブラックは4月上旬、ホワイトは近日発売となっている。

 iPhone 5やiPad miniなどで採用されているLightning端子を上部に備えたスピーカー。対応モデルはiPhone 5、第5世代iPod touch、第7世代iPod nano、第4世代iPad、iPad mini。なお、背面にUSB端子も備えており、30ピンのDock-USBケーブルを接続して、iPhone 4Sなど、従来のiOSデバイスも接続可能。ステレオミニのアナログ入力も備えており、その他のプレーヤーとも接続できる。

ブラックモデル
Lightningコネクタを採用
背面にUSBとステレオミニ入力を備えている

 44mm径のフルレンジユニットを2基搭載したステレオスピーカーで、デジタル接続したiOSデバイスからの音楽データを、高音質に再生可能。アンプはデジタルアンプを内蔵。独自のデジタルシグナルプロセッシングも行なっている。最大出力は7W×2ch。

 リチウムイオンバッテリも内蔵しており、約3時間の充電で約8時間の使用が可能。付属のACアダプタを接続した状態でも使用でき、ACアダプタ利用時のみ、接続したiOSデバイスを充電する事も可能。

 外形寸法は305×157×88mm(幅×奥行き×高さ)。重量は805g。

iPhone 5を乗せたところ
ホワイトモデルも用意する

音を聴いてみる

底部にはリング状のゴム素材も配置

 既発売の「ONBEAT MICRO」もそうであるように、前面に、上部に向けて搭載したユニットが、上方に打ち出すように音楽を再生する事で、薄型のスピーカーながら、音像が立ち上るように出現。無指向性のような広がりのあるサウンドが楽しめる。

 「ONBEAT MINI」の特徴としては、iPadやiPad miniも乗せられる横幅の広い筐体になった事で、低音の再生能力が向上。音楽の低域だけでなく、映画コンテンツの爆発なども、迫力たっぷりに再生できる。

 底部にはリング状のゴム素材も配置しており、設置した机などが不要に振動しないよう配慮。また、前述のように音を上方に向けて再生するため、机の振動音、反響音が少なく、そういったもので音が濁らず、クリアな再生を実現。低域は量感と締りのある、クオリティの高いものになっている。

(山崎健太郎)