ニュース
ラトック、18,900円のバランス対応ポータブルアンプ
ケーブル改造用マニュアル/接続プラグ同梱
(2013/4/11 16:59)
ラトックシステムは、バランス駆動型のポータブルヘッドフォンアンプ「REX-KEB01F」を4月下旬に発売する。価格は18,900円。
バランス接続対応のヘッドフォンをドライブできる、ポータブルヘッドフォンアンプ。入力はステレオミニのアナログ入力×1系統。出力端子は、2.5mmのモノラルミニミニ端子×2。なお、ボリューム調節機能は無く、音量調節機能のあるプレーヤーのヘッドホン出力との接続を想定している。
このアンプでドライブできるのは、バランス接続対応のヘッドフォンで、ケーブルの接続端子が2.5mmのモノラルミニミニ×2である必要がある。通常のアンバランス接続ヘッドフォンの3.5mmステレオミニや、バランス接続ヘッドフォンでもXLR端子のものは接続できない。
そこで、「REX-KEB01F」には、2.5mmモノラルミニミニプラグ×2個と、ユーザーが自分でヘッドフォンやイヤフォンをバランスタイプに改造するためのマニュアルを同梱。ただし、ケーブル改造はユーザーの自己責任で、ラトックによる保証は受けられない。改造にはニッパー、はんだ・はんだごてなどが必要。また、改造するヘッドフォン/イヤフォンのケーブルが、入力プラグの手前まで、2本のケーブルに分かれているタイプが改造に適している。
アナログ入力のノンクリップ最大値は0.85Vrms、その場合、イヤフォン出力は2.366Vrmsとなる(充電式ニッケル水素電池使用時)。イヤフォン/ヘッドフォンのインピーダンスは、6Ω~32Ωまでの製品に対応。電源は単4電池×3本。パナソニックのエボルタ充電式電池「HHR-4MWS」を3本使用し、iPod touchのボリューム位置3/4(75%)で再生、Shureの「SRH1840」を使用した場合の連続再生時間は約50時間。
外形寸法は114×68×18mm(縦×横×厚さ)。重量は約210g。シリコンケースと、ステレオミニの入力ケーブル(6cm)を同梱する。