ラトック、バランスポータブルアンプのケーブルを変更

REX-KEB01シリーズ

　ラトックシステムは、バランス駆動型のポータブルヘッドフォンアンプ「REX-KEB01」シリーズに、オヤイデ製ケーブルを付属した2モデルを追加。6月下旬に発売する。価格は、「REX-KEB01」が19,950円、ゼンハイザーのヘッドフォン「HD25-1 II」専用のバランスケーブルが付属する「REX-KEB01C2」が25,200円。

　REX-KEB01シリーズでドライブできるのはバランス接続対応のヘッドフォンで、ケーブルの接続端子が2.5mmのモノラルミニミニ×2である必要がある。通常のアンバランス接続ヘッドフォンの3.5mmステレオミニや、バランス接続ヘッドフォンでもXLR端子のものは接続できない。

　そのため、REX-KEB01には、2.5mmモノラルミニミニプラグ×2個が付属。ユーザーが使用しているヘッドホンやイヤホンをバランスタイプに改造する必要がある。改造にはニッパー、はんだ・はんだごてなどが必要だが、ケーブル改造はユーザーの自己責任で、ラトックによる保証は受けられない。

　「REX-KEB01C2」には、ゼンハイザーのヘッドフォン「HD25-1 II」専用のバランス接続用交換ケーブルが付属し、ケーブルの改造を行なわなくてもバランス接続が可能。「ケーブルの改造が必要で導入を諦めていたり躊躇していたユーザーに導入しやすい環境を提供する」という。この交換ケーブル(RCL-KEBSE1)は単体でも販売され、価格は11,340円。なお、「REX-KEB01C2」には2.5mmモノラルミニミニプラグは付属しない。

両モデルに付属するオヤイデ製入力ケーブル

「REX-KEB01C2」に付属するHD25-1 II専用交換ケーブル