ニュース

アップル、'13年第2四半期は増収減益。利益率は低下

iPhone販売は3,740万台。iPodは前年比27%減

 米Appleは24日(現地時間)、2013年度第2四半期(2013年1-3月)の決算を発表した。売上高は第2四半期で最高の436億ドル(前年同期392億ドル)だが、純利益95億ドル(同116億ドル)で、増収減益となった。希薄化後の1株当り利益は12.3ドル。売上総利益率は前年同期の47.4%から37.5%に低下している。米国市場以外の売上比率は66%。

 第1四半期のiPhone販売台数は3,740万台(前年同期3,510万台)、iPadは1,950万台(同1,180万台)。iPodは前年比27%減の563万台(同767万台)、Macは同2%減の395万台(同401万台)と減少している。

 Appleのティム・クックCEOは、「iPhoneとiPadの好調な販売により、過去最高の1-3月期売上高を報告できることを嬉しく思う。各チームは素晴らしい新ハードウェア、ソフトウェア、サービスの開発に全力をあげており、今後発表される製品に我々全員がわくわくしている」と述べている。

 なお、同社は2013年度第3四半期の業績予想について、売上高335億~355億ドル、売上総利益率36~37%を見込んでいる。

(臼田勤哉)