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アップル、2四半期連続の増収減益。iPhone販売は3,120万台に

 米Appleは23日(現地時間)、2013年度第3四半期(2013年4~6月)の決算を発表した。売上高は353億ドル(前年同期350億ドル)、純利益は69億ドル(同88億ドル)で、第2四半期に続き増収減益となった。希薄化後の1株当り利益は7.47ドル。売上総利益率は、前年同期42.8%から、36.9%に減少している。米国市場以外の売上比率は57%だった。

 iPhoneの販売台数は、第3四半期で過去最高となる3,120万台(前年同期2,600万台)。iPadは前年同期比マイナスの1,460万台(同1,700万台)。Macの販売台数は380万台(同400万台)。

 Appleのティム・クックCEOは、「4-6月期はiPhoneの販売台数が3,100万台を超え、過去最高となったほか、iTunes、ソフトウェアそしてサービスからの売上高も大きく増え、特に嬉しく思う。近くリリースする予定のiOS 7とOS X Mavericksについては本当にわくわくしている。また、この秋から2014年にかけて発表する素晴らしい新製品に焦点を定め、全力で仕事に当たっている」と述べている。

 なお、2013年度第4四半期の業績予想については、売上高が340~370億ドル、売上総利益率は36~37%を見込んでいる。

(中林暁)