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次世代スマートテレビ推進センター、29日より業務開始

Hybridcastサービス開発環境整備、対応機器へのロゴ付与

6月の発表会で説明された事業内容。下はハイブリッドキャストのロゴ

 IPTVフォーラムは、ハイブリッドキャスト(Hybridcast)を使ったスマートテレビ向けサービスの普及促進などを目的とした「次世代スマートテレビ推進センター」の事業を7月29日より開始すると発表した。

 既報の通り、IPTVフォーラムは、スマートテレビサービスの推進に向け、視聴者の安全/安心の確保や、オープンな開発環境整備を実現するための技術ルールの公開などを行なう組織として、7月より「次世代スマートテレビ推進センター」を発足すると発表していた。

 同センターは、29日より主に3つの業務を開始。1つ目は、ハイブリッドキャスト対応サービスを提供するプラットフォーム事業者(主に地上波/BS/CS放送局、CATVなどを想定)の届出受付と公表、事業者IDの付与。2つ目は、アプリケーション開発者の届出受付と公表。3つ目は、ハイブリッドキャスト技術仕様に準拠した受信機を製造するメーカーへのロゴマークの付与。詳細は、IPTVフォーラムのWebサイトで案内するとしている。

 なお、IPTVフォーラムは22日付で、プラットフォーム事業者などを対象に「IPTVFJ STD-0013 ハイブリッドキャスト運用規定1.0版」を公開した。サイト内の「技術仕様書ダウンロード」のページでPDF版をダウンロードできる。

(中林暁)