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ヒビノ、デジタル一眼対応Shure製ショットガンマイク
マイク自体で24bit/48kHz/WAV録音可能
(2013/10/29 12:01)
ヒビノインターサウンドは、デジタル一眼カメラのシューマウントに対応したShureのショットガンマイク「VP83」と、マイク自体に24bit/48kHzのWAV録音機能を搭載した「VP83F」を11月5日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「VP83」が26,000円~27,000円程度、「VP83F」が42,000円~43,000円程度。
デジタル一眼カメラのシューに取り付けるマイク。高品位な録音や、撮影対象のみを狙った集音を可能にするのが特徴で、スーパーカーディオイド特性を採用。「狙った音を的確に捉え、極めて解像度の高い音質を実現する」という。
カメラからの振動やハンドリングノイズ、メカニカルノイズを抑えるため、Rycoteと共同開発したオリジナルのショックマウント機構を採用。コンパクトながら、高い精度で振動を制御できるとする。また、カメラだけでなく、外部レコーダやスタンド、ポールなどへの取り付けも可能。本体にはメタル製シャーシを採用している。
暗騒音や空調から発生する低域ノイズを低減するローカットフィルタも内蔵。VP83は10dB pad/0dB/+20dBの3段階、VP83Fは最大60dB、1dBステップによるゲイン設定が可能。どちらのモデルも出力はステレオミニ。
「VP83F」には、24bit/48kHzのWAVで録音する機能も搭載。記録メディアとして最大32GBまでのmicroSDHCメモリーカードが利用可能。単体で録音をしたり、バックアップトラックの録音などに使用できる。ヘッドフォン出力も備え、収録音のモニタリングが可能。液晶ディスプレイも備え、バッテリ残量や録音トラック情報、ゲイン、フィルタ情報、残録音時間などが確認できる。
VP83はアルカリ乾電池1本で最大130時間、VP83Fはアルカリ乾電池2本で最大10時間(レコーディングモード時)の連続使用が可能。フォーム・ウインドスクリーンを同梱するほか、別売の専用ウインドジャマー「A83-FUR」(8,925円)も用意する。
モデル名 | VP83 | VP83F |
周波数特性 | 50Hz~20kHz | |
録音フォーマット | - | 24bit/48kHz WAV |
インピーダンス | 171Ω | 47Ω |
ヘッドホンインピーダンス | - | 5Ω |
開回路感度 | -36.5dBV/Pa | -35.8dBV/Pa (0dB Gain) |
最大音圧レベル (1kHz、THD1%) | 129dB SPL | |
SN比 | 76.6dB | 78dB |
出力端子 | ステレオミニ、デュアルモノ、アンバランス | |
ヘッドホン出力 | - | ステレオミニ デュアルモノ |
電池寿命 | 最大130時間 (アルカリ乾電池1本) | 最大10時間 (アルカリ乾電池2本 レコーディングモード時) |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 37×144×80mm | 53×155×95mm |
重量 (電池除く) | 136g | 216g |