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レクスト、接点の不要振動をコントロールする「レゾナンス・チップ・コネクト」

レゾナンス・チップ・コネクト

 レクストは、音質改善アクセサリのレゾナンス・チップシリーズ新モデルとして、「レゾナンス・チップ・コネクト」(RC-CN)を発表した。先行予約が既に開始され、450セットを完売。13日から、12月初旬入荷分500セットの予約を受け付けている。価格は2個入りで2,940円。

 '98年に初公開されたレゾナンス・チップの生誕15周年、レクスト創業10周年記念として開発されたモデル。ケーブルのプラグ接合部分などの接点に発生する不要振動をコントロールし、サウンドを劇的に改善させるという。

ケーブルのプラグ部に貼り付けたところ

 焼物部(約30×10×1.5mm/縦×横×厚さ)と、その底部にある粘着部(同25×7×1.5mm)で構成されるオーディオ用アクセサリ。接点の不要振動を取り去る事に注力したモデルで、ケーブルのプラグ下部などに貼り付け。1本のケーブルにつき、上流側と下流側の両方に貼るのが基本だという。電源ケーブルやスピーカーターミナル、ヘッドホンプラグ、テレビのアンテナケーブルのプラグ、HDMIケーブルのプラグなどに利用できるとする。

使用イメージ。スピーカーターミナルや電源ケーブルにも利用できるとする

 開発にあたっては、「機器の接点は、抜き差しできるという仕組みから、電気的には導通していても振動モード的には結合していないのではないかと考え、(中略) 音質改善そのものを狙うのではなく、接点の仮想結合した状態をシミュレーションするよう開発した。音質劣化を引き起こす不要振動を取り去ることのみにレゾナンス・チップの性能を集中させ、あたかもその接点が直結したような音を実現するのが目標」だという。

 なお、11月16日土曜日にはレゾナンス・チップ・コネクトのお披露目イベントも、レクスト青山で開催される。参加には予約が必要。詳細はレクストのページに記載されている。

(山崎健太郎)