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“メガホン”やNFC対応Bluetoothスピーカー「Sound Blaster AXX 200」。USB/microSD再生やボイス機能も

Sound Blaster Axx AX200

 クリエイティブメディアは、メガホン機能を搭載し、NFCやバッテリ駆動などに対応したSoundBlasterブランドのスピーカー「Sound Blaster Axx AXX200(SB-AXX-AX200)」を12月10日より直販限定で発売する。直販価格は14,800円。

 2012年発売のSound Blaster Axxシリーズを強化。縦置き型のBluetooth/USBスピーカーで、バッテリ内蔵のワイヤレススピーカーとして動作。ボディも小型化しており、外形寸法は72.3×64×200.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約0.5kg。

 接続の自由度も特徴で、Bluetoothのほか、USBによるパソコンとの接続、AUX入力による有線ケーブル接続に対応するほか、新たにmicroSDカードスロットを装備。microSDに記録したMP3/WMA音楽再生が行なえ、BluetoothやUSB接続を行なわずに、本体だけでも音楽を楽しめる。microSDは最大32GBまでサポートする。

 本体背面に操作ボタンを装備するほか、上部には静電式のタッチコントロールパネルを装備し、音量調節やマイク/スピーカーのミュート切り替えなどが行なえる。ヘッドフォン出力端子も備えている。

前面
側面
背面
上部にタッチセンサー式の操作パネル

 新たにNFCを搭載し、対応スマートフォンにおけるBluetoothのワンタッチ接続を可能にした。Bluetooth 2.1+EDRに準拠し、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP。オーディオコーデックはaptXと、AAC、SBC。Bluetooth機器を2台まで同時に接続できるマルチポイント接続に対応する。

 クアッドアレイマイクを内蔵し、複数人でもクリアな通話やコミュニケーションが楽しめるスピーカーフォンとしても活用できる。また、microSDへの音声録音が可能なボイスレコーダ機能も搭載し、ワンボタンで音声通話や会議などの録画が行なえる。

 クアッドコアプロセッサ「SB-Axx1」を内蔵し、独自のSBX Pro Studio技術により、音楽や映画、ゲームに最適化したチューニングで音を楽しめる点も特徴。パソコン用のアプリ「Sound Blaster Axxコントロールパネル」や、iOS/Androidアプリ「Sound Blaster Central」を利用することで、高域補正「SBX Crystalizer」やバーチャルサラウンド「SBX Surround」、音声レベル最適化「SBX Smart Volume」などの細かな設定が行なえる。

 Sound Blaster Axxコントロールパネルの対応OSはWindows Vista/7/8と、Mac OS X 10.5.8以降。Sound Blaster CentralアプリはiOS 5.0以降とAndroid 2.2以降。

Sound Blaster Central
Sound Blaster Axxコントロールパネル
Sound Blaster remote
利用イメージ

 音声通話では、マイクの収音をコントロールする「Voice Focus」機能や、ノイズリダクション機能も利用できるほか、ボイスチェンジ機能「VoiceFX」にも対応する。

 また、自分の音声を増幅するメガホン機能も搭載。VoiceFXで8種類のボイスチェンジを行ないながら、メガホンとして利用できる。また、サイレン機能も搭載しているため、パーティなどで活用できるとしている。

 バッテリは内蔵リチウムイオンで、約15時間の音楽再生が可能。また、外部機器の充電用USB出力端子を備えており、スマートフォンなどへの充電が行なえる(5V/1A出力)。

 なお、200台限定で、30日間の使用中に満足できなかったユーザーを対象に全額返金するキャンペーンも実施する。期間は12月10日から2014年1月31日AM11:59。詳細は同社ホームページで案内している

(臼田勤哉)