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「Eye-Fi Mobi」からPCへ無線LANで画像転送するβ版ソフト。実売2,980円の4GBカード発売も

Eye-Fi Desktop Receiver ベータ版

 アイファイジャパンは、無線LAN搭載SDカード「Eye-Fi Mobiシリーズ」でWindowsパソコンにデジタルカメラの写真をワイヤレス転送できるソフト「Eye-Fi Desktop Receiver」のベータ版を、米国サイトで無償公開したことを明らかにした。

 また、「Eye-Fi Mobi」の4GB Class 6モデルを、12月21日より数量限定で発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2,980円前後。全国の量販店や直販サイトなどで販売する。

Eye-Fi Desktop Receiver ベータ版

 「Eye-Fi Desktop Receiver(Windows)」は、デジカメに収めたEye-Fi Mobiカードからパソコンへ無線LAN経由で画像などを転送可能にするソフト。現在提供しているスマートフォン向けアプリと同様に、インターネットに接続できない環境でもカードに同梱されるアクティベーションコードの入力のみで設定が完了し、デジカメで撮影した画像をパソコンの指定したフォルダにワイヤレスで自動保存できる。

 現在はベータ版で英語のみの提供となっており、対応OSはWindows 7/8 Pro。'14年春までには、Mac版も含め正式リリース予定としている。

 ソフトの利用にはEye-Fi Mobiカードが必要。なお、古いバージョンのEye-Fi用PCソフトはアンインストールしておく必要がある。

Eye-Fi Mobi 4GB Class 6

Eye-Fi Mobi 4GB Class 6

 発売中の8GB(直販4,980円)/16GB(同6,980円)/32GBモデル(同9,980円)に加え、新たに4GBモデルを12月21日より発売する。既存モデルの転送速度はClass 10だが、4GBモデルはClass 6となる。

 容量/転送速度以外は既存のEye-Fi Mobiと同じで、デジタルカメラからワイヤレスでスマートフォンやタブレットに静止画や動画を転送/アップロード可能。iPhone/Androidスマートフォンから簡単に初期設定できる点が特徴で、iOS/Android用の無償アプリを使って初期設定でき、無線LANルーターが無い場所でも使い始められる。

(中林暁)