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JVC、4K対応プロジェクタ「DLA-X700R/500R」で接続不具合。改善ファームを提供

 JVCケンウッドは25日、JVCブランドのD-ILAホームシアタープロジェクタ「DLA-X700R」と「DLA-X500R」の2機種において、特定の機器との接続時に映像が正しく表示されないなどの不具合を発表。無償ファームウェアアップデートによる改善を行なう。

 修正ファームには、接続不具合の改善のほか、RS232CやLANなどによるプロジェクタ制御機能の改善が含まれる。

 対象となるファームウェアバージョンは、いずれの機種も「r1178.*/r1210.*」。バージョンは、メニュー画面の「情報」で確認できる。同社は対象ユーザーに対し、カスタマーサポートセンターまで連絡するよう案内している。

 「DLA-X700R」と「DLA-X500R」は、ピクセルシフト(画素ずらし)による4K表示に対応したプロジェクタ。第6世代「D-ILA」デバイスとワイヤーグリッド(第3世代)によりネイティブコントラストの向上を図っていることが特徴で、ネイティブコントラスト比はDLA-X700Rが12万:1、DLA-X500Rが6万:1。

(一條徹)