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LG、スマホ放送転送/直下型LEDの「Smart TV」エントリー機

NFCタグ/Miracast対応のWi-Fi内蔵「LB5810」など

LB5810

 LGエレクトロニクス・ジャパンは、スマートフォンやタブレットなどとの連携を強化した「LG Smart TV」のフルHDエントリーモデル「LB5810」など、3シリーズ7モデルを4月中旬より発売する。28型~47型までの7モデルを用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は54,000円~114,000円前後(税込)。

 いずれも、スマートフォンやタブレットとの連携機能を大幅に強化。既発売の上位シリーズ「LA9600」などと同様に、テレビのオンエア映像をネットワーク経由で別室のスマートフォンやタブレットで視聴可能にする「2nd Display(セカンドディスプレイ)」に対応する。

 また、TagOnステッカー(LB5810シリーズのみ付属)にNFC対応スマホ/タブレットをかざすことで、テレビと連携。スマホのLG TV Remoteアプリを経由して放送中のテレビ画面の表示やテレビの操作が行なえる「TagOn」、対応スマートフォンからの無線映像出力が可能な「Miracast」や、ネットワーク接続した他の機器にある映像や画像をテレビ側から一斉検索する「Network File Browser」、IntelのWiDiに対応したPCの映像や、MHL対応スマホの映像もテレビに表示できる。

シリーズ型番サイズ店頭予想価格(税込)
LB581047LB581047型114,000円前後
42LB581042型87,000円前後
32LB581032型60,000円前後
LB57YM47LB57YM47型108,000円前後
42LB57YM42型83,000円前後
32LB57YM32型58,000円前後
LB491B28LB491B28型54,000円前後

IPSパネル/直下型LEDバックライトの「LB5810/LB57YMシリーズ」

 LB5810シリーズとLB57YMシリーズは、いずれもIPS液晶パネルを搭載し、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、視野角は178度。バックライトは直下型LEDを採用する。3Dには非対応。主な違いは、LB5810シリーズが無線LANを内蔵し、2nd DisplayやTagOn、Miracastなどの機能を本体のみで利用できるのに対し、LB57YMシリーズは無線LANを内蔵しておらず、2nd Displayなどの機能を利用するには、別売の「LG Smart TV専用無線LAN・Bluetoothアダプタ(AN-WF500)」が必要になること。それ以外の主な仕様は共通。

 映像エンジンとして、カラー/コントラスト/精細度の3項目をコントロールするという「トリプルXDエンジン」を搭載。地上/BS/110度CSデジタルダブルチューナを内蔵し、別売USB HDDへの録画機能も備える。

 入力は、HDMI(ARC/MHL対応)×3、コンポーネント入力×1、USB×3。光デジタル音声出力とヘッドフォン出力を各1系統備える。内蔵スピーカーの最大出力は20W。消費電力は47型が120W、42型が110W、32型が75Wで、待機時はいずれも0.3W。年間消費電力量は47型が79kWh/年、42型はLB5810が77kWh/年、LB57YMが74kWh/年。32型は60kWh/年。スタンドを含む外形寸法/重量は、47型が107.3×25.5×67.6cm(幅×奥行き×高さ)/12.7kg、42型が96.1×21.8×61cm(同)/9.5kg、32型が73.2×20.7×48.1cm(同)/6.2kg。

28型エントリーモデル「28LB491B」

LB491B

 28LB491Bは、エッジ型LEDバックライトを搭載し、パネル解像度は1,366×768ドット。視野角は178度。3Dには非対応。映像エンジン「トリプルXDエンジン」を搭載する。無線LANを搭載せず、2nd DisplayやMiracastなどの利用には、別売の「LG Smart TV専用無線LAN・Bluetoothアダプタ(AN-WF500)」が必要。

 地上/BS/110度CSデジタルダブルチューナを内蔵し、別売USB HDDへの録画機能も備える。入力はHDMI(ARC/MHL対応)×2、コンポーネント入力×1、USB×2。光デジタル音声出力とヘッドフォン出力を各1系統備える。内蔵スピーカーの最大出力は10W。消費電力は55W、待機時は0.3W。年間消費電力は41kWh/年。スタンドを含む外形寸法/重量は、63.8×17.5×43cm(幅×奥行き×高さ)/4.6kg

(一條徹)