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オーロラサウンド、バランス駆動ヘッドフォンアンプ「HEADA」

HEADA(ヘッダ)

 オーロラサウンドは、バランス駆動型ヘッドフォンアンプ「HEADA(ヘッダ)」を5月20日より発売する。価格は24万8,000円。

 バランス駆動回路を採用したヘッドフォンアンプで、LR独立4線式により音像の良好な定位を実現したという。ヘッドフォン出力はバランス2系統(4pinのXLR、3pinのXLR)とアンバランス標準ジャックを装備する。入力端子は2系統で、チャンネル1がXLRバランス/アンバランス(RCA)、チャンネル2がアンバランス(RCA)。

 RCA端子はロジウムメッキの削り出しで、XLRコネクタはノイトリック製。RCAのスルーアウト出力も備えている。ヘッドフォン出力はバランスが800mW×2(40Ω)/160mW×2(600Ω)、アンバランス出力が430mW×2(40Ω)/80mW×2(600Ω)。対応ヘッドフォンインピーダンスは16Ω~600Ωで、ゲインのハイ/ロー選択も可能となっている。

 本体はミッドセンチュリー風格のウッドケースとアルミシャーシを採用。ディスクリートトランジスタとFETを使ったオーロラアンプモジュールを4基採用し、純A級動作による静粛性と、低ひずみによる高いダイナミックレンジを実現したという。スムーズな音量変化と低ギャングエラー化を図った大型コンダクティブプラスティックボリュームやトロイダルトランスによる安定化電源を採用する。

 周波数特性は10Hz~120kHz。消費電力は0.5W。外形寸法は114×200×70mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2kg。

(臼田勤哉)