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JBL、カラビナでバッグやズボンに装着、数珠繋ぎも可能なBluetoothスピーカー「CLIP」
(2014/6/3 13:00)
ハーマンインターナショナルは、JBLブランドの新製品として、カラビナを備えた小型Bluetoothスピーカー「CLIP」を6月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5,980円前後。カラーはブラック、グレー、レッド、パープル、ブルー。
本体と一体化したカラビナを備えたBluetoothスピーカー。バッグやズボンのベルトホルダなどに取り付け、屋外で音楽を楽しんだり、屋内の様々な場所に気軽に設置できるという。外形寸法は88×42×107mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は150g。
また、アナログステレオミニの入力ケーブルも装備。Bluetooth非対応の機器とも接続できるほか、アナログ出力端子も用意。CLIPを複数台用意し、出力端子に、別の機体の入力端子を接続していくデイジーチェーン接続も可能。
Bluetoothは3.0に準拠。プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPに対応。マイクも搭載しており、ハンズフリー通話もできる。
40mm径のフルレンジスピーカーを搭載。最大出力は3.2W。再生周波数帯域は160Hz~20kHz。内蔵のリチウムイオン充電池を利用し、約5時間の再生が可能。充電はUSB。経由で行ない、所要時間は約2時間。
音を聴いてみる
手のひらサイズのコンパクトなBluetoothスピーカー。ユニットが上になるよう設置して音楽を再生してみると、底部に備えたインシュレータがしっかり機能し、小型・薄型ながら非常にクリアな音が楽しめる。
側面はシリコン素材で覆われ、ボリュームを上げていっても筐体が振動して音を濁すような事は無い。キレの良い明瞭なサウンドは、JBLらしい仕上がりだ。
前述のようにデイジーチェーン接続で複数台を連結できる。2台を接続すると片方が左チャンネル、もう片方が右チャンネルというようなステレオ再生ができるわけではなく、繋いだCLIPから同じ音が出る形だ。円形になるよう繋いでいって誰かや何かを取り巻くように音を出したり、BGM的に部屋に音を充満させたりといった使い方もできそうだ。