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ソニー、アンプで重低音ブーストするヘッドフォン「XB450B」

5色展開のカラフルモデル「MDR-XB450」も

 ソニーは、重低音再生にこだわった「EXTRABASS」ヘッドフォンのエントリーモデルとして、内蔵アンプで重低音を強化する"エレクトロベースブースター"を搭載した「MDR-XB450B」を11月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,500円前後。カラーはブラックのみ。

重低音ブースターを搭載するXB450B

 また、カラフルな5色展開で、エレクトロベースブースター非搭載の「MDR-XB450」も10月24日に発売。店頭予想価格は5,000円前後。カラーはブラック、ホワイト、ブルー、レッド、イエロー。

5色展開のXB450(イエロー、ブルー、レッド、ホワイト、ブラック)

エレクトロベースブースター搭載のXB450B

 MDR-XB450Bは、内蔵アンプにより重低音を増強できる「エレクトロベースブースター」を搭載した密閉型ヘッドフォン。ブースターを使用することで、「クラブフロアのような、体で感じる重低音を再生する」という。なお、エレクトロベースブースターの使用には乾電池が必要。

MDR-XB450B
エレクトロベースブースターはオン/オフ可能

 ドライバは、EXTRABASS専用に開発された30mm径ダイナミック型を搭載し、「臨場感に満ちた重低音を再生する」という。また、鼓膜までの機密を高め、ダクトにより低域の振動板の動作を最適化して重低音を再生する「ベースブースター」を採用。高剛性のアルミニウムプレートをハウジングに使用し、不要な共振を抑え、重低音再生だけでなく、クリアな中高音域も実現するとしている。

 再生周波数帯域は5Hz~22kHz、最大入力は100mW。イヤーパッドには低反発ウレタンフォームを使用し、高い機密性とやわらかな装着性を実現。さらに、頭に沿った形状のヘッドバンドで装着性を高めている。

 電源は単4乾電池×2本で、電池持続時間は約60時間。電池駆動時のインピーダンスは100Ω(BASS BOOST ON)/40Ω(BASS BOOST OFF)。

 絡みにくいセレーションケーブルと、折り畳んで持ち運びやすいスイーベル機構も採用。ケーブル長は1.2mで、プラグはL型ステレオミニ。重量は約253g(乾電池を含む)。

ハウジング上部に「ベースブースター」のダクトを備える
スイーベル機構を採用
低反発ウレタンフォームを使用したイヤーパッド

5色から選べるXB450

MDR-XB450

 MDR-XB450は、トレンドカラーを取り入れた5色をラインナップ。内蔵アンプによる「エレクトロベースブースター」は非搭載だが、「ベースブースター」などの主要な仕様はXB450Bと共通で、30mm径のEXTRA BASS専用ドライバーを搭載する。

 再生周波数帯域は5Hz~22kHz、最大入力は1,000mW。感度は102dB/mW。ケーブルカラーはハウジングに合わせており、ケーブル長は1.2m。重量は約165g。

MDR-XB450(ブラック)
(ブルー)
(レッド)
(ホワイト)
(イエロー)

(一條徹)