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フジテレビNEXTsmart、10月からニコニコでも24時間ライブ配信

 フジテレビは、24時間編成の有料ビデオ配信チャンネル「フジテレビNEXTsmart」を、ドワンゴの動画配信サービス「ニコニコチャンネル」において10月1日よりライブ配信する。料金は月額1,200円。

フジテレビNEXTsmart

 「フジテレビNEXTsmart」(ネクスマ)は、フジテレビが地上波、BS、CSに続く“第4のテレビ”と位置付けているインターネット配信チャンネル。フジテレビNEXTのCS放送「フジテレビ NEXT ライブ・プレミアム」と同じ番組が楽しめる24時間サイマル(同時放送)サービスをベースとし、F1やサッカーといったスポーツ、音楽ライブなどを中心にPCやスマートフォン/タブレット向けに配信。ライブストリーミングに加え、「2014 F1グランプリ」や、「ブンデスリーガ 14/15 シーズン」などの見逃し配信も実施している。

 3月14日から、フジテレビオンデマンドとスカパーオンデマンドのプラットフォーム上で配信されており、4月1日から有料化を開始。10月より、新たにニコニコチャンネルからも配信することで、若年層ユーザーの獲得を図る。

 クラウド型配信プラットフォームに、マイクロソフトのAzureを全面採用することも発表。米MicrosoftのAzure開発チームと連携して最新技術を組み込み、爆発的なユーザー数の増加やサービスの拡張に対しても柔軟に対応できる、独自のクラウド型映像配信プラットフォームを構築したという。

 24時間365日ノンストップ配信を行なうための冗長化として、1つのチャンネルを同時に複数のクラウド配信拠点に送出し、バックアップや災害対策などのBCP(事業継続計画)として配信拠点を自動的に切り替える仕組みを日本で初めて導入している。システム構築はEVCが担当し、同社製ミドルウェア「Bizlat VoD」を採用している。

F1や、ブンデスリーガ14/15シーズンなどを配信している

(中林暁)