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スマホの映像をテレビに表示できるMiracast/WiDiレシーバ「ScreenBeam Pro」

 Actiontec Electronicsは、スマートフォンやタブレット、PCなどの映像をHDMI搭載のテレビなどに表示できるMiracast/Intel WiDiレシーバ「ScreenBeam Pro」と、HDMIスティック型「ScreenBeam Mini2」の2機種を12月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はScreenBeam Proが10,800円前後、ScreenBeam Mini2が7,500円前後。

ScreenBeam Pro

 Miracast/WiDiに対応するスマホ/タブレットやPCなどから映像/音声信号をワイヤレスで受信し、HDMI接続したディスプレイに入力するレシーバ。対応デバイスは、Android 4.2以降のOSを搭載したスマートフォン/タブレットや、Windows 8.1以降のPC/タブレット、WiDiアプリが動作するWindows 7/8のPC。

ScreenBeam Mini2

 ScreenBeam Proは付属のHDMIケーブルでディスプレイに接続。ScreenBeam Mini2はHDMIスティック型となっており、直接ディスプレイに接続する。映像は最大1080pに対応し、音声はProが5.1ch、mini2がリニアPCMステレオに対応。HDCP 2.1の著作権保護コンテンツも再生できる。

 2機種共通の仕様として、無線LANはIEEE 802.11a/b/g/nに準拠し、2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンドに対応。ノイズに強く接続安定性に優れ、デバイスとディスプレイ間の表示時間差は66ミリ秒以内(2フレーム以内)を実現している。スマートフォンなどとダイレクトに接続するため、無線LANルータなどの設定は不要。

 電源は、Proは付属のACアダプタを使用、Mini2はUSBバスパワー(5V/1A)で動作する。外形寸法/重量は、ScreenBeam Proが78×75×20mm(幅×奥行き×高さ)/62.5g。ScreenBeam Mini2が29.5×98×12mm(同)/39.5g。

(一條徹)