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NOBLE Audioの10ドライバ搭載「KAISER10」ユニバーサルモデルに納期の遅れ

 宮地商会は25日、米NOBLE Audio製インイヤーモニター(IEM)「KAISER10」のユニバーサルモデルについて、注文の集中により納期遅れが発生していると発表した。また、同モデルの日本限定カラー「Midnight Blue Sparkle」について、ノーマルカラーの「Black Sparkle」へ変更となる可能性があるとアナウンスしている。

KAISER10(Midnight Blue Sparkle)

 「KAISER10」(税込189,800円)は、低域×2、中域×2、中高域×2、高域×2、超高域×2の計10個のバランスド・アーマチュアドライバを搭載したユニバーサル型のインイヤーモニタ。宮地商会では、「KAISER10は、NOBLE AudioのJohn Moulton氏が自宅のラボラトリーで1つづつ製作・塗装しているが、ワールドワイドでの発売と同時に予想以上のオーダーが集中したため、オーダー数に生産が追いつかないことが納期遅延の最大の原因」と説明している。

 また、NOBLE Audioより、「日本特別カラーのMidnight Blue Sparkleに関して、既にオーダーを受けている分をもって一旦製作を中断し、製作工程を簡略化して納期遅延を回避するため、当面はノーマルカラーであるBlack Sparkleの仕様に製作を一本化したい」との申し出があったという。このため、既に限定カラーで受注している分についても、ノーマルカラーでの納品が可能か、販売店などに確認を行なっていくとしている。ノーマルカラーでの納品は2015年1月以降となる予定。

(一條徹)