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NHK、さっぽろ雪まつりで8Kパブリックビューイング。8K生中継実験も

 NHKは、「第66回さっぽろ雪まつり」の開催に合わせ、8Kスーパーハイビジョンのパブリックビューイングを実施する。期間は2月5日~11日。会場はNHK札幌放送局の1階ロビー及び第1スタジオ。いずれも入場は自由だが、第1スタジオは先着150人となる。

 パブリックビューイングでは、NHKが2016年の8K試験放送を目指して開発した8K伝送装置FPU(Field Pickup Unit:屋外の中継番組や取材映像の伝送に使われる可搬型無線伝送装置)を使用し、雪まつり大通会場の模様を8K映像で生中継する。この装置を使った8Kライブパブリックビューイングは初めてという。

 NHK札幌放送局1階ロビーには85型ディスプレイを設置し、雪祭りの中継映像のほか、NHK紅白歌合戦、ソチ五輪2014などの8Kスペシャルコンテンツを上映。第1スタジオでは、紅白などの8Kスペシャルコンテンツを350型の大スクリーンで楽しめる。

 NHKでは、「ハイビジョンの16倍の超高精細映像と、22.2マルチチャンネルの3次元音響により、8Kの持つ高臨場感を体感できる」としている。

(一條徹)