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日本上陸のNetflix、JVCケンウッド・ビデオテックが映像変換や字幕の推奨ベンダーに

 映像作品の企画から撮影、オーサリング、最終パッケージングまで手掛けているJVCケンウッド・ビデオテックは14日、2015年秋に日本参入を予定している米国のストリーミング映像配信サービス・Netflixの推奨ベンダーとして認定を受けたと発表した。

 認定されたのは、配信フォーマットに映像を変換するメディアプロセッシング部門と、海外の映像コンテンツの日本語字幕制作部門。

 JVCケンウッド・ビデオテックでは、 「技能レベルと社内システムだけでなく、重要なコンテンツを扱う上で求められるセキュリティ管理体制も、国内制作会社では唯一米国ハリウッドの CDSA(Contents Delivery Security Association)の認証を受けている点が評価された」と説明。

 柴田健次郎社長は、「推奨ベンダーの認定を受けたのは非常に喜ばしいことであると同時に大きな自信を得る事が出来た。これを機にパッケージベースに加えて映像配信ビジネスにも、さらに提案、拡大していく」とコメントしている。

 JVCケンウッド・ビデオテックは1981年に旧日本ビクターの100%子会社として設立。企画・制作、撮影、編集、MA、DVD/BDオーサリング、エンコーディング、メニューデザイン、多言語字幕・吹替制作から最終パッケージングまで一貫してカバーする、映像制作事業のワンストップソリューションとして、業界で独特のポジションを構築している。

(山崎健太郎)