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Synology、4Kリアルタイム変換対応の2ベイNASキット「DS216Play」

 アスクは、4K映像のトランスコード機能を備えたSynology製の2ベイ自作NASキット「DiskStation DS216play」を10月15日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円台後半。

DiskStation DS216play

 3.5/2.5インチHDDを2台まで内蔵できるNASキットで、HDDは別売。DLNAに対応してメディアサーバーとして動作するほか、リアルタイムで4K/Ultra HD映像のビデオ変換が行なえるハードウェアトランスコーダを搭載し、HEVC/H.265への変換にも対応。DLNA対応機器に映像をトランスコードしながら出力できる。

 CPUは1.5GHzデュアルコア(STM STiH412)で、メモリは1GB DDR。Gigabit EthernetやUSB 3.0×1、USB 2.0×1などを装備する。冷却ファンは92mm。

 Synology製NAS専用のオペレーションシステム「Disk Station Manager(DSM)」を搭載し、ブラウザベースでの設定が可能。iOSやAndroidデバイス用のアプリを用意しており、音楽や写真、動画の操作や再生指示、外出先でのデータ確認などが行なえる。

前面
背面

 ルータのポート転送設定なしで、外部から写真や音楽、データを利用できるクイックコネクト機能もサポートしている。消費電力は15.08W(アイドル時6.83W)。外形寸法は100×225.5×165mm(幅×奥行×高さ)、重量は0.8kg。

 また、データバックアップや共有が手軽に行なえるという2ベイNASキット「DS216se」(実売2万円台前半)や、デュアルコアCPUとハードウェア暗号化エンジンを備えた4ベイNASキット「DS416」(同7万円台後半)も10月15日より発売する。

DS216se
DS416

(臼田勤哉)