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JBL、ユーザーの耳に合わせてチューニングする最上位ヘッドフォン「EVEREST ELITE」

 ハーマンインターナショナルは、JBLブランドの新製品として、EVERESTシリーズのイヤフォンとヘッドフォン6モデルを1月28日より順次発売する。いずれもBluetooth対応で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は、イヤフォンの「EVEREST 100」が14,880円、ヘッドフォンの「EVEREST 300」が21,880円、「EVEREST 700」が27,880円。

ヘッドフォンの「EVEREST 300」

 Bluetoothだけでなく、アクティブノイズキャンセル機能も備えたのが「EVEREST ELITE」シリーズ3機種。4月下旬から順次発売予定で、価格はイヤフォンの「EVEREST ELITE 100」が27,880円、ヘッドフォンの「EVEREST ELITE 300」が34,880円、「EVEREST ELITE 700」が40,880円。

 EVERESTシリーズは、JBL 70年の歴史において最高峰のモデルに使われてきたモデル名。これまでポータブルの最上位だった「SYNCHROS Sシリーズ」の後継として、“次世代の最上位シリーズ”として登場するのが「EVERESTシリーズ」となる。全モデル、BluetoothのコーデックはSBCに対応する。

EVERESTシリーズ

 いずれもBluetooth 4.1に対応しており、プロファイルはA2DP 1.3、AVRCP 1.5、HFP 1.6、HSP 1.2に対応。再生周波数特性は10Hz~22kHz。音楽だけでなく、マイクも備えてハンズフリー通話も可能。快適な通話を行なうために、エコーキャンセリング機能も備えている。有線接続も可能。

 ヘッドフォン型の「EVEREST 300」と「EVEREST 700」のみ、新機能の「Share ME 2.0」に対応。従来の「Share ME」機能は、同一機種が2つある場合、片方の機種からもう片方にワイヤレスで音楽を送信し、同じ曲を2人で同時に聴くことができた。

 「Share ME 2.0」ではこの機能を、他社を含めた他モデルにも拡張。Bluetooth対応のヘッドフォンやスピーカーなどに向け、ヘッドフォンからBluetooth形式で音楽を送信する事もできる。

イヤフォン「EVEREST 100」

 新開発の5.8mm径ドライバを搭載したイヤフォン。カラーはブラックとホワイトを用意する。ハウジングに付属のスタビライザを取り付けでき、ホールド力を高める事ができる。感度は96dB/mW。内蔵バッテリで最大8時間の連続使用が可能。充電はUSB経由で行なう。重量は16g。

イヤフォンの「EVEREST 100」
カラーはブラックとホワイトを用意する
スタビライザは取り外し可能
ヘッドフォン「EVEREST 300」

 新開発40mm径ドライバを搭載したオンイヤータイプのヘッドフォン。インピーダンスは16Ω、感度は102dB/mW(どちらも有線接続時)。内蔵バッテリで最大約20時間の再生が可能。充電はUSB経由で行なう。カラーはブラック、クリアブルー、ピンク、ホワイト。重量は245g。

クリアブルーモデル
ピンクモデル
ヘッドフォン「EVEREST 700」

 新開発40mm径ドライバを搭載したアラウンドイヤータイプのヘッドフォン。インピーダンスは16Ω、感度は102dB/mW(どちらも有線接続時)。内蔵バッテリで最大約25時間の再生が可能。充電はUSB経由で行なう。カラーはブラック、ブルー、グレー。重量は274g。

ヘッドフォン「EVEREST 700」
ブラックモデル
グレーモデル

EVEREST ELITEシリーズ

 Bluetoothとノイズキャンセル機能を装備したシリーズ。新技術「NXTGen Active Noise Cancelling Technology」を備え、専用アプリからノイズキャンセルの効果を調整できる。有線接続も可能で、ノイズキャンセル機能をOFFにしても音が出る。

 Bluetoothのバージョンは4.0。EVERESTシリーズと異なり、「Share Me 2.0」機能は搭載しない。

 ELITEのヘッドフォン300、700にはオートキャリブレーション機能を装備。ビープ音を出して、装着したユーザーの耳の形状や鼓膜までの距離を計測。それに合わせて最適な補正をかけたうえで音楽を再生するという機能となる。イヤフォンの100には搭載されていない。

 EVERESTシリーズと同様に、イヤフォン1モデル、ヘッドフォン2モデルをラインナップする。マイクも備えてハンズフリー通話も可能。快適な通話を行なうために、エコーキャンセリング機能も備えている。

イヤフォン EVEREST ELITE 100

 カラーはブラックとホワイト。新開発13.5mm径ドライバを搭載したダイナミック型。スタビライザーも同梱する。内蔵バッテリで最大約6時間の再生が可能。充電はUSB経由で行なう。再生周波数特性は10Hz~22kHz。感度は99dB/mW、インピーダンスは16Ω(有線時)。重量は40g。

カラーはブラックとホワイト
使用イメージ
ヘッドフォン EVEREST ELITE 300

 カラーはブラック、ブラック/レッド、ホワイト。オートキャリブレーション機能を備え、オートパワーオフ機能も利用可能。ユニットは40mm径。内蔵バッテリで最大約10時間の再生が可能。充電はUSB経由で行なう。再生周波数特性は10Hz~22kHz。感度は102dB/mW(有線時)、インピーダンスは16Ω(有線時)。重量は255g。

ヘッドフォン EVEREST ELITE 300。ブラックモデル
ヘッドフォン EVEREST ELITE 700

 カラーはブラック、ブラック/ブルー、ホワイト。オートキャリブレーション機能、オートパワーオフも搭載する。ユニットは40mm径。内蔵バッテリで最大約15時間の再生が可能。充電はUSB経由で行なう。再生周波数特性は10Hz~22kHz。感度は99dB/mW、インピーダンスは16Ω(有線時)。重量は305g。

ヘッドフォン EVEREST ELITE 700。カラーはブラック、ブルー、ホワイト
使用イメージ
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(山崎健太郎)