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メ~テレ、サミットで注目の伊勢志摩などを8K撮影。名古屋のイベントで上映

 名古屋テレビ放送(メ~テレ)は、サミットの開催で注目されている伊勢志摩などをテーマに、8K映像を制作。5月14日から、名古屋市中区のセントラルパーク地下街(名古屋市中区錦3丁目15-13先)で開催する「次世代映像体感イベント」において、130インチのマルチモニタを使って8K上映する。本編は約20分。

伊勢志摩などが8K撮影された
撮影の様子

 メ~テレは、2015年10月に神戸の観光スポットを紹介する映像を8Kで制作。今年は伊勢志摩や名古屋市内を対象にした8K映像を制作した。ソニービジネスソリューションが機材や技術面で協力し、カメラはソニーの「F65RS」、F65RAWデータから8K映像を出力するソフトウェアには「PWS-300SR1」を使用。編集には「Adobe Premiere Pro CC」が使われた。後工程である編集、エンコードに、昨年のノウハウを活かし、撮影から上映まですべて自社で行なっているという。

 上映イベントは、来客に4K、8K、HDR(ハイダイナミックレンジ)などの次世代映像を直接体感してもらうことを目的としており、8月にBSで始まる「8K試験放送」などのスケジュールもパネルで紹介。4K対応110インチマルチモニタ、HDR対応有機ELモニタなども設置。メ~テレが自社のカメラや4K編集室で制作した映像コンテンツなどを上映する。

 イベント期間は5月14日(土)~25日(水)までの午前10時~午後9時。ただし、HDR展示は開催期間中の土日、午前10時~午後6時のみ。説明員は土日のみ常駐する。

(山崎健太郎)