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Sound Warrior、真空管搭載ヘッドフォンアンプとヘッドフォンを6月4日発売
(2016/5/27 13:51)
城下工業は、Sound Warriorブランドの真空管バッファ搭載ヘッドフォンアンプ「SWD-HA10」とヘッドフォン「SW-HP20」の発売日と価格を決定した。両機種とも6月4日発売で、価格はアンプのSWD-HA10が5万円、ヘッドフォンのSW-HP20が25,000円。
Sound Warriorの小型オーディオ「SW Desktop Audio」シリーズの新モデルで、4月29日~30日に中野サンプラザで開催された「春のヘッドフォン祭 2016」で展示されたが、価格や発売日は未定としていた。
ヘッドフォンアンプ「SWD-HA10」
入力にアナログRCAを1系統、出力は標準プラグのヘッドフォン端子、XLRタイプのバランス出力、パラレルのアナログRCAを各1系統備えたヘッドフォンアンプ。
既発売のパワーアンプ「SWD-TA10」でも採用した、真空管+D級アンプという組み合わせだが、ヘッドフォンでのリスニングに特化してブラッシュアップ。「真空管の暖かく芳醇な音をヘッドフォンでも楽しめる」という。真空管は「12AU7」を1本使用。
最大出力は100mW×2ch(40Ω)、40mW×2ch(300Ω)。推奨インピーダンスは30~300Ω。電源はACアダプタを使用。外形寸法は146×165×40mm(幅×奥行き×高さ)。縦置き用パネルシートなども付属する。
ヘッドフォン「SW-HP20」
既発売のモニターヘッドフォン「SW-HP10」をベースとしながら、より広い帯域の表現が求められるハイレゾ音源の再生なども意識し、新たに選定したドライバユニットを採用したモデル。ハウジングは密閉型。再生周波数帯域は10Hz~35kHz(ハイレゾ非対応)。ユニットは40mm径。
ケーブルは両出しで着脱可能。2.5mmモノラルジャックを採用しており、アンプ側がXLRのバランス端子になっているケーブルと、標準プラグのアンバランスになっているケーブルの2本を同梱する。なお、発売時期や販売形態は未定だが、ステレオミニ入力で長さ1.2mのケーブルを同梱したバージョンの販売も予定されている。
インピーダンスは40Ω。最大入力は150mW。出力音圧レベルは101dB/1kHz、1mW。ヘッドバンドにはビニールレザーを、シェル素材にはナイロン樹脂を使っている。重量は本体のみで215g。