クラウドでPSゲームが遊べるPS Now、BRAVIA現行機Z9Dなどで提供終了へ

　ソニーは、液晶テレビBRAVIAなどの一部機種において、PlayStationのゲームが遊べるクラウドサービス「PlayStation Now」(PS Now)の提供を、5月15日以降に順次終了すると発表した。'14年～'16年のBRAVIAやBlu-ray Discプレーヤーが対象で、最上位BRAVIA「Z9Dシリーズ」なども含まれている。

対象機種の一つ「KJ-65Z9D」

　PS Nowは、クラウド技術を用いて、BRAVIAやBDプレーヤーなどのゲーム機以外でも、PlayStationのゲームがストリーミングでプレイできるサービス。SIEによる一部製品へのサービス終了に伴うもので、対象のBRAVIAやBDプレーヤーでは、定額制サービス/レンタルサービスの利用期間にかかわらず、購入したコンテンツが利用できなくなる。なお、既報の通り、今後はWindows PCでも利用できるように機能拡張予定となっている。

PS Now

　5月15日以降に利用できなくなるのは、BRAVIA '16年モデルのZ9Dシリーズや、X8300Dシリーズ。8月16日以降は、'14年モデルのW730Cシリーズや、'15年モデルのX9400Cシリーズ、'16年モデルのX9350Dシリーズ、BDプレーヤーの「BDP-S6700」などでサービスが終了となる。

　また、SIEによれば、PlayStation VitaとVita TVにおいてもPS Now対応を終了する。

BDP-S6700