テクニクス小川理子氏のジャズピアノアルバムがUHQCDで発売。UAレコード第2弾

　オーディオ評論家の潮晴男氏と麻倉怜士氏が設立した、高音質音源専門レーベル「ウルトラアートレコード(UAレコード)」は、ジャズピアニストでパナソニックにおいてテクニクス ブランドを統括している小川理子のアルバム「Balluchon(バルーション)」をUHQCDで発売する。価格は2,778円。

Balluchon

　パナソニックで執行役員とアプライアンス社副社長・技術本部長を務め、オーディオブランド テクニクスを統括する小川理子氏。同時にジャズピアニスト・ヴォーカリストとしても活動しており、Balluchonは9年ぶり通算15作目のアルバムとなる。

　Balluchonには、ジョージ・ガーシュインやデューク・エリントン作品を中心に、コール・ポーターやビートルズなどの名曲を全12曲を収録。バルーションはフランス語で「旅立ち」。UHQCDは通常のCDプレーヤーで再生できる。

　UAレコードは、オーディオ評論家の潮、麻倉両氏が運営するレーベルで高音質を重視。(1)ワンテイク録音、(2)コンプレッションなどに頼らないピュアなハイレゾ録音、(3)CD媒体には高音質CDの「UHQCD」を採用、(4)CDのほかハイレゾやアナログレコードなど多彩なメディア展開をコンセプトに運営する。第1弾として情家みえ「エトレーヌ」を1月に発売しているが、Balluchonは第2弾となる。

　アルバムの前半は麻倉怜士氏がプロデュース、後半は潮晴男氏がプロデュースしている。

　また、10月11日のUHQCDの発売以降、順次ハイレゾ配信(192kHz/24bit)やアナログレコードなどの展開を予定している。