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Rega、ポリマーとグラスの混合素材採用MCカートリッジ。13.5万円

完実電気は、RegaのMCカートリッジAniaシリーズの新モデルとして「Ania Pro」を3月5日に発売する。価格は135,000円。

Ania Pro

同社の「Aphelion」や「Apheta」シリーズの下位モデルと位置づけているMCカートリッジ。「上位機種と同じ設計思想や機構設計といったテクノロジーを受け継ぎながらコストダウンを実現した」という。

上位モデルで開発したオリジナルテクノロジー「アドバンスド・ヴァイタル・プロフィール」で、独自形状に加工した一体成型の針を採用。

超軽量出力回路を実現するため、ダンパーの代わりに楕円状の軸のカンチレバーと、それを支えるネオジウムマグネットを採用。この回路を実現するため、カートリッジ本体は、成形の精度±0%を目指して設計されており、ApelionやAphetaと同じレベルの精度での生産を実現したという。

RegaのMCカートリッジは、カンチレバーの後端に発電コイルを直結。その後方に、強力なネオジウム磁石を配置し、直接磁束を与える構造。

本体は、ポリマーにグラス素材を約40%混合した「PPS-Forton」を採用。金型成形時の安定性、精度、経年変化が少ないポリマーに、グラス素材を混ぜることで、アルミ削り出し並みの剛性を実現させたという。

針圧は1.75g~2g。出力抵抗は100Ω。出力電圧350mμV。