「エウレカセブン」の普及版DVD-BOXが発売

交響詩篇エウレカセブン ※ジャケットとは異なります (c)2005 BONES/Project EUREKA

　バンダイビジュアルは、アニメ「交響詩篇エウレカセブン」の普及版DVD-BOXを発売する。2BOXで構成されており、第1弾が2012年3月23日に、第2弾が5月25日に発売される。価格は各18,900円。なお、どちらも2013年5月24日までの期間限定生産となる。

　「エウレカ」のBOXは、2009年3月に全話収録のDVD-BOX(BCBA-3455)が52,500円で発売されている。新たに発売される普及版DVD-BOXは、2BOX合計で37,800円となり、従来のBOXよりも14,700円低価格になっている。なお、BD-BOXは2009年3月に第1弾が、4月に第2弾が各36,750円で発売されており、合計すると73,500円となる。

　BOX第1弾は片面2層の7枚組で、1～26話までを収録。特典としてノンクレジットオープニング&エンディング集1と、第26話ノンクレジット版を収めているほか、16ページの解説書も同梱する。

　第2弾は片面2層の6枚組で、27話～50話までを収録。特典としてノンクレジットオープニング&エンディング集2と、第50話ノンクレジット版を収録。さらに、封入特典としてイラスト集と16ページの解説書を同梱する。

　なお、2009年に発売されたDVD-BOXとは異なり、オーディオコメンタリや第51話「ニュー・オーダー」Sony Music Anime Fes.06 TOKYO -2006.05-、緊急特番 ナビゲーション ray=out、ray=out special issueなどは収録・付属していない。

　「交響詩篇エウレカセブン」は2005年にMBS・TBS系列で放送された。バンダイビジュアルとバンダイ、BANDAI ENTERTAINMENT INC.のバンダイグループ3社と、ボンズ、博報堂DYメディアパートナーズによる「Project EUREKA」、さらに毎日放送が参加した大型のプロジェクトで、テレビアニメはメディアミックス展開の一環と位置付けられた。

　物語の舞台は、「トラパー」と呼ばれる粒子が大気中に含まれる惑星。サーフボードに似たフォルムをもつリフボードを使って空中を滑空するスポーツ「リフ」に夢中な14歳の少年・レントンは、メカニック業を営む祖父と2人暮し。退屈と不満に満ちた日々から抜け出し、世界を飛びまわりたいと夢見ている。

　そんなある日、彼の家に幻のLFO(人型機動マシン)「ニルヴァーシュ」が落下して来る。機体からは美しい少女・エウレカが降り立つ。そして、彼女を追うように軍用のLFO部隊が出現。レントンは彼女を守るために戦うことを決意し、陰謀と謎が渦巻く未曾有の戦いに飛び込む……。

　監督は京田知己。メインメカニックデザインは河森正治。声の出演は三瓶由布子、名塚佳織、藤原啓治ほか。