エイム電子、4Kフルスペック対応の4出力HDMI分配器

　エイム電子は、4K放送やHDCP 2.2に対応した4出力のHDMI分配器「AVS-18G104」を3月末より発売する。価格はオープンプライスで、4K放送事業者や家電量販店、イベント事業者などのPR向けとして受注予約を開始する。

AVS-18G104

　内部ICをワンチップ化することで、4K放送や今後発売予定のUltra HD Blu-ray映像の伝送に必要な著作権保護技術「HDCP 2.2」や、4K/60pのYUV4:4:4 8bit伝送(18Gbps)に対応。4K放送や4K映像配信などの4K映像を4系統に分配できる。同社では「4Kフルスペック(18Gbps)対応」とアピールしている。

　HDMI入力は1系統、出力は4系統で、いずれも4K/60p(4:4:4)とHDCP 2.2対応。出力1系統(OUT1)のみHDMI CECに対応する。アップデート用にUSB端子も備えている。動作確認済み機器は、パナソニック「DMR-UBZ1」、ソニー「FMP-X7」、「Fire TV」、NVIDIA「SHIELD」と、東芝「40J10X」、パナソニック「TH-40AX700」、ソニー「VPL-VW1100ES」。

　消費電力は最大5.2W。外形寸法は154×83×25mm(幅×奥行き×高さ)、重量は400g。電源はACアダプタを利用。