編集後記

2013年7月19日

臼田勤哉

 個人的な導入には時期尚早と思っていた4Kテレビ。しかし、一度腰を据えて見てみると、俄然欲しくなる魅力がたしかにあります。一昔前のようにデジタル化で機能優先の時代から、こういう「じっくりと見ないとわからない」けど、確かに質的変化が実感できる製品というのが最近増えてきたなーと感じています。デジカメなどは、少し前からそういう世界に入ったと思うのですが、AV関連でも、この秋冬はそんな製品が増えてきそう。

 もっとも我が家のAVシステムにおいては、新製品に思いを馳せるより、まずリアスピーカーの設置が急務なわけでありますが。

山崎健太郎

 子供の頃に見ていたはに丸に生で会えて、写真も撮れて感激でした。「さあ! はに丸くんの登場です!」とアナウンスされ、会場横の扉が開いて登場してから、前方ステージに移動したのですが、その歩行速度の遅さに驚愕。ふなっしーの速度に慣れてしまったので、「元祖ゆるきゃらは、ここまで動作もゆるかったのか」と大御所感すら漂っていました。そういえば子供の頃も「歩きづらそうだなぁ」と思いながら観ていたような気がします。

 場内にオープニング・テーマが流れ、「そうそう、こんな曲だった」と頭の中で歌詞を一緒に歌っていましたが、「♪バナナの皮を食べる! はにゃ!、ズボンの切れ端食べる! はにゃ!」と、まるで違う歌詞を記憶しており、場内で流れる歌詞との違いに再び驚愕。どうやら幼少のみぎり、はに丸を食いしん坊キャラに脳内カテゴライズしていたらしく、「目についたものはとりあえず食う」的な歌詞に勝手に脳内変換し、記憶していたようで。子供時代の自分の適当さを痛感した取材でした。ごめんはに丸王子。

中林暁

 E-P5を店頭で少しさわってみましたが、E-P3ユーザーからはうらやましいところばかり。写真で見た以上に手に持った時の高級感もあるし、レンズやビューファインダも良いし、だいぶ目の毒です。はやくOM-D後継か上位か何かが出てくれたら、このもやもやを一気に発散できる気がします。

一條徹

 銀座ソニービルの「沖縄美ら海水族館」の取材に行って参りました。8階OPUSで上映される4K映像作品「手織りの鳴る島」は、すごくクリアな画質で素晴らしかったです。ナレーションもなく、聞こえるのは自然の音とピアノ楽曲だけという静かな作品ですので、リラックスして観ることができますが、取材時は写真を撮るのに必死だったので、もう一回行ってじっくり観たいと思います。クーラーも効いてますし、何より無料ですので、この夏、涼みに行くなら銀座に決まりです。