編集後記

2014年12月5日

臼田勤哉

 イヤフォン、USB DAC、4Kテレビなど欲しいものが増えてきました。年末商戦という感じです。特に4K放送。最初はかなり懐疑的な目で見ていたのですが、いざ始まるとまだ「全部見られる」段階だけに全部見たいという欲求がでてきます。「手に届きそう」、「全て集めたい」、そういった欲求を喚起されまくる状態というか。来年ぐらいには4K映像が増えすぎてどうでも良くなっているのかもしれませんが、それはそれで正しい進化ということで。

 すごく面白かった取材が、PlayStation Vue(PS Vue)。日本と北米ではペイテレビ事情がかなりかけ離れているので、今ひとつぴんとこない方も多いとは思うのですが、多チャンネルのサービスをどうやってまとめていくか、日本の“全録”の行く末も含めて、ひとつの解を示そうとしているように感じました。ぜひご一読いただければと。

山崎健太郎

 全てはビッグ・ファイアのために廉価版BD-BOX予約しようか思案中。好きな十傑集は“素晴らしきヒィッツカラルド”です、三枚おろしになりましたが。義務教育中に学校の授業で観せた方が良い作品だと思います、不条理の実例とかで。

中林暁

 角松敏生さんのラジオ番組「ODAKYU SOUND EXPRESS」の取材は、かなりマニアックなトークが展開していて楽しめるものでした。CDとアナログの比較は、モニタースピーカーで聴くと特に音の違いがはっきり出ていましたが、これがラジオになるとどうなるかは気になるところ。各社からターンテーブル新モデルが徐々に増えていることもあり、アナログ再興の動きも、今後どうなるか見ていきたいです。

一條徹

 初代PlayStationの発売から20周年ということですが、当時私は小学生でお金が無かったので、12月3日の発売後すぐにコントローラとメモリーカードだけ買い、年明けにお年玉をかき集めてPS本体と「闘神伝」を買いました。繋がっていないコントローラを握り締めて本体を買える日を待ちわびていたあの頃のワクワク感は、大人になってから味わっていないような気がします。